goo blog サービス終了のお知らせ 

Lab通信

「勝手にドッグラン」のブログです。

伊予ケ岳

2016年12月02日 12時21分47秒 | 山登り
4年ぶりの伊予ケ岳。そう4年前の9月にワンコ遠足で登った山だ!

11月26日、朝はちょっと寒かったけど絶好の登山日和り・・・

メンバーは前の会社の仲間たち。
館山道を走り、9時半には登山口にある平群天神社(へぐりてんじんじゃ)の駐車場着
駐車場はすでに先客でほぼ満車。

身支度を整え9時45分、スタート!

登山口の平群天神社


神社からのぞむ伊予ケ岳南峰の頂


常緑樹が多いのか?この山の紅葉は少な目だった


スタートから樹林帯のなかを歩くが、ときおり開けた場所にでる
 

まわりの山並みが顔を出す。


双耳峰の富山も・・・


風にゆれるススキがキレイだった


山腹の展望台にて・・・10時30分


何度も登った富山が目の前に・・・


展望台でしばし休憩の後、いよいよクサリ場の急登を登る


登りきると、伊予ケ岳南峰の山頂だ! 標高336.6m。11時


大パノラマをカメラに・・・右後方に富士山が小さく見える


もう一つのピーク北峰へ・・・伊予ケ岳の三角点はここ北峰の山頂にある。11時20分


北峰より南峰をのぞむ
  

望遠で富山を・・・この富山、実は今年の春にこの仲間と登ったばかり


展望台までもどり、昼食。食後のコーヒーも楽しんだ。12時15分

そして、下山・・・

駐車場着、14時。


神社のイチョウはほぼ散っていた


帰路、館山道を君津で降り、房総四季の蔵で足湯に浸かる

天候にも恵まれて、いい一日だった・・・





テント泊?

2016年10月31日 08時00分47秒 | 山登り
いっしょに山登りしていた兄がいなくなって7か月が過ぎた。

山行では、毎回ラクをして旅館に泊まっていたが、テント泊もしたい・・・ずーっと、そう思ってた。
一人用のテントは兄が持っていたが、それで二人はムリ!、それでは・・・ということで二人用のテントを買った。
しかし、それを一度も使うことなく兄は亡くなった。

主の一人がいなくなってしまったこのテントだけど、このまま使わないのはもったいないし・・・
せっかくのテントがかわいそう・・・

自信はないけどいつか一人での山登りに使ってあげよう・・・そう思うようになった

そこでこの土曜日、来たるべき日に備え予行練習をしてみた。場所は自宅のウッドデッキだ!

↓これがそのテント、モンベルステラリッジ テント 2型。mont-bell webshop 二人用である

本体とフライシートの二重構造。オプションで下に敷くグラウンドシートと中に敷くテントマットも揃えた

わが家のウッドデッキで設営してみた


↓シュラフ(寝袋)ロゴスウルトラコンパクトアリーバ・-6 も購入。LOGOS webshop

狭いデッキだったので、設営には10分ほどかかったが、とても簡単に張ることができた

ベンチレーター(換気口)。閉めることもできる


中から天井を・・・夜は中央部にカンテラを下げる


中から出入り口を・・・


暗くなり、明かりを灯す


出入り口


今晩は、ここで寝ることにした


タブレットで過去の山ビデオを観ながら寝よう・・・


高校生のとき以来のテント泊、すぐ寝てしまうのはもったいない・・・
ビデオをみて本を読んで、そしてラジオを聴きながら寝ようと思っていたのに、「アッ!」というまに寝てしまった

ところが、予想外に寒かった。ジャージ姿で寝たのだか、夜中の1時過ぎに寒くて目が覚めた。

とりあえず上だけジャンパーを重ね着したがまだ寒い・・・
今度は靴下をはきズボンも重ね着したが、それでも寒くてなかなか寝付けず寝不足の朝を迎えた。

このシュラフは適正温度目安がマイナス6℃までとなっているのに・・・なんで?
たしかに、注意書きには「靴下をはき、フリースなど防寒着を着たまま使用してください」と、あるけど・・・

いずれにしても、冬山でのテント泊はするつもりがないので心配することはないのだけれど・・・
やはり試してみないと分からないことって、たくさんある。体験してみてよかった。


鋸山

2016年09月04日 14時24分19秒 | 山登り
9月3日。残暑のきびしい一日だった
鋸山へは三回目だろうか?

初めて来たのは20代のころ、ロープウエイを使って百尺観音から地獄のぞき、千五百羅漢そして、
大仏様を見た記憶がある

二回目は20年ほど前かな?会社のハイキング仲間と来た。
観月台から登り、やはり百尺観音、地獄のぞき、千五百羅漢、大仏そして日本寺境内へ・・・
帰路は保田駅に下りるルートを使った

そして三回目の今回は、10月に予定しているワンコ遠足の下見である

朝6時50分、出発。途中10分ほどトイレ休憩しただけで走りつづけ、到着が8時30分。
無料駐車場にはすでに3台ほどが駐車していた

今日のコースは、まだ歩いたことのない車力道。この道は切り出した房州石をネコ車で麓まで運んだ道。
それはおもに車力と呼ばれた女性たちの仕事だった。

江戸時代の後期に始まったその石切りの歴史は、昭和60年を最後に幕を閉じることになる・・・

車力道の分岐点から石切場跡を歩き百尺観音へ、そして地獄のぞきの山頂展望台で昼食。
帰路は観月台ルートで下山。午後2時には駐車場に帰着した


百尺観音にて。四尺のウォルトと百尺の観音様


コース
車力道~東京湾を望む展望台~石切場跡~観音台ルート(関東ふれあいの道)~百尺観音~地獄のぞき(昼食)。
(画面をクリックすると拡大地図が出ます)


帰路は「観月台ルート」でもどる

↓浜金谷の無料駐車場に車を止め。10分ほど歩くと登山口がある。右の階段が観月台ルート、左が車力道ルート

左の車力道へ・・・

鬱蒼とした樹林帯よりときおり館山道が見える


高度を上げるにつれ展望がひらけてくる


↓車力道分岐点から急な階段をのぼりつめると「東京湾を望む展望台」に出る。

ウォルトとウォル母は分岐点で待機

天気が良く、素晴らしい展望だった。↓保田海岸方面


↓金谷港と浜金谷の街。フェリーが向かってくる

対岸(久里浜)がきれいに見えた。

浦賀水道をとおる貨物船。最大ズームで・・・


↓南方向の山並み。中央に双耳峰の「富山」が・・・


金谷港に入港するフェリー。これも最大ズーム15倍で・・・

しばし展望を楽しみ分岐点までもどる。

分岐点からは石切場跡を歩き「観月台ルート(関東ふれあいの道)」に合流。


これまた、急な階段を登り切ると「百尺観音」に出る。観音様とスリーショット?

ここは日本寺北入口で拝観料一人600円を支払うことになる。ただし、ウォルトはタダ

見上げると、「地獄のぞき」が・・・

百尺観音から稜線を登りきると休憩所と地獄のぞきの「山頂展望台」である

その展望台からのぞむ「地獄のぞき」

大仏様まで足を延ばしたかったのだが、同行者(ウォル母とウォルト)の賛同を得られず。ここで断念。
休憩所で昼食を食べ下山することに・・・。

帰路、「観月台」の東屋で休憩。

20ほど前に来た時にあった建物(東屋)は今はなく、その基礎しか残っていなかった。
中には新しい木製のベンチが置かれていた

↓「観月台」から望むのこぎり状の稜線


JR内房線(左)のガードをくぐると、終着の駐車場はもうすぐ・・


暑いこともあったが、最後の急登はきつかった。なにしろ階段状の急傾斜がつづくのである・・・
だがその距離は比較的短く、そこさえ乗り越えれば百尺観音と絶景の展望が待っている

難易度は?そう・・・ちょうど「富山」ぐらいかな?

追伸
勝手にドッグランの皆さまには、日程が決定し次第、案内状をメールでお送りします

今年の奥多摩

2016年01月01日 16時15分43秒 | 山登り
年末の奥多摩行きは今年で5回目になる。

30日、夜中の2時に起床。軽い朝食をとり3時半、兄の住む船橋へ・・・
船橋からはいつものように花輪インターから高速にのり首都高から中央道に・・・
そして石川パーキングで世田谷に住む甥と合流。

この甥は兄の長男で今回はじめて同行することになった。

3月に母が亡くなり、その葬儀や法事でめったに会うこともなくなった甥や姪やいとこに会い
山の話など近況を語り合うなかで、「今度いっしょに山に行きたい!」ということから実現したのである


↓二日目の31日。月夜見展望台にて・・・真ん中が甥(44歳)


今回も目指すは奥多摩石尾根の山々。何度も行っている山々だが甥ははじめて・・・
いつもは行きも帰りも同じルートをとる、いわいるピストンの山行だったが、今回は車が二台
あることから、それぞれの登山口に車をおき周回コースをとることにした。

赤指尾根登山口から登りはじめ千本ツツジ、高丸山、日陰名栗峰、
そして鷹ノ巣避難小屋を経て浅間尾根の登山口までぐるっとまわるコースだ


さて、初日30日は赤指林道に車を止め、千本ツツジを目指す。
↓千本ツツジ山頂より・・・快晴でかつ空気が澄んでいる、こんなきれいな富士山は初めてだった


望遠にすると登山道までみえる


千本ツツジ山頂(1704m)で展望をたのしんだあと、高丸山(写真中央)、日陰名栗峰(同右)へ・・・

実を言うと急登の高丸山は頂上を避け巻き道でラクをしました

↓切明け(防火帯)からの展望


↓南アルプス北岳、間ノ岳もはっきりと望めた


↓日陰名栗峰山頂(1725m)にて、


↓同山頂にて昼飯。富士山を眺めながら・・・


↓鷹ノ巣山に向かう切明けにて。


↓大クビレあたりにて


↓稜線のどこからでもきれいな富士山をみることができた


展望のよい稜線歩きがつづく・・・


そして鷹ノ巣避難小屋へ


青い空と白い雲。ただただ感動!!!


避難小屋内、ただいま0度

ここから鷹ノ巣山には登らず浅間尾根を下山。奥集落の登山口着が3時50分

ここから車で赤指林道までもう一台の車をとりに行き、いつもの旅館「玉翠荘」で一泊。
翌日31日は低山の倉掛山と御林山を歩き、帰路「数馬の湯」に寄り温泉につかる

↓檜原村営「数馬の湯」


温泉のあとは小一時間のうたた寝、そして釜めしを食べ夕方6時に帰途に着いた。
途中、高速道路の渋滞もなく8時半帰宅、恒例になった年末山行を無事終えた・・・

そして今日元旦は稲毛の浜で初日の出・・・赤い富士山も見えました

みなさん、あけましておめでとうございます。
ことしもよろしくお願いします・・・

ことしも遠足、行きましょう・・・





三頭山へ・・・

2015年05月12日 12時18分23秒 | 山登り
5日は三頭山へ・・・

大岳山、御前山とならび奥多摩三山のひとつである三頭山は
標高1531m。家族連れにも人気のある山である

朝8時半、旅館を出て、奥多摩周遊道路を走り奥多摩湖の対岸に・・・
途中、月夜見展望台に寄って奥多摩湖の背景に連なる石尾根の稜線を眺める
きのう歩いた鷹ノ巣山や六ツ石山がやや霞んではいたがハッキリと見えた

9時30分、三頭山の登山口にあたる「都民の森」到着。
すでに駐車場はほぼ満車。
売店でソフトクリームを食べ、身支度を整えて10時スタート・・・

↓前夜はいつもの玉翠荘に一泊。今回で8回目の宿泊である

さすがにゴールデンウィーク、旅館も満室とのことだった・・・

↓朝食。7時半に時間を30分早めてもらった

シャケ、かまぼこ、そしてデザートの果物類を昼用に・・・とタッパに入れて持ち帰ることに・・・

↓月夜見展望台より石尾根の稜線をながめる。まだ、くもり空である

きのう登った鷹ノ巣山・水根山、城山そして六ツ石山が望めた・・・

都民の森駐車場を10時にスタート!
登山口から鞘口峠へ・・・くもりがちだった空が明るくなってきた


↓ここでも、新芽が陽に映えていた


↓人気のコースだけに道標がいたるところにある


12時、三頭山東峰山頂に(1528m)。展望台より右、大岳山。左、御前山が見える

三頭山はその名とおり東峰、中央峰、そして西峰の三つの峰からなる。

↓東峰展望台にて昼食。やはりカップヌードルに餅を入れただけ。朝食で残したおかずがありがたかった・・・


昼食休憩の後は・・・
中央峰(1531m)を経て、ここ↓西峰(1527m)へ・・・いつの間にか雲ひとつない快晴になっていた

三つの峰でここ西峰が標高は低いがいちばん山頂らしい・・・たくさんのハイカーが寛いでいた

↓山頂でいちばんの富士山ビューポイント・・・中央にかすかに真っ白な富士山が見えた

写真ではよく見えない・・・景色を満喫し13時10分、下山開始!

↓丹沢方面だろうか?山並みが幾重にも見えた

下山は三頭大滝に下りる沢沿いのルートを選択

↓三頭大滝、14時40分着


都民の森「森林館」に立ち寄りしばし休息。15時30分駐車場に帰着


あとは帰るだけ・・・

途中、温泉にでも入って汗を流したかったが時間的にあきらめた
心配してた中央道の渋滞もなく9時前に帰宅・・・

予報に反し天候に恵まれたラッキーな二日間だった
このツキを次回にすこしのこしておきたかった・・・

前日の記事は鷹ノ巣山リベンジ!です


鷹ノ巣山リベンジ!

2015年05月08日 08時13分08秒 | 山登り
晴天の二日間だった

4日朝6時半、三ノ木戸林道に車を止めスタート。
本日の目的地は鷹ノ巣山。標高1736mの山頂からの展望が利く
石尾根では人気の山だ!

平成24年の暮にもこの鷹ノ巣山に登った。
しかし、みぞれの降る悪天候で頂上からは何も見えない白の世界だった

あれから2年半、やっと念願の大パノラマの中央に身を置くことができた
青空と白い雲、そして新緑の世界は想像通りの絶景だった・・・

暗く急斜面の植林帯を登り、8時、石尾根縦走路に出る。
↓見覚えのある一本松の下で休憩

遠くに大岳山、御前山が見える

↓切り開け(防火帯)を登る


↓振り返ると御前山の雄姿が・・・ちょうど一年前に登った山だ!


↓六ツ石山分岐。六ツ石山へは帰路寄ることにして、そのまま縦走路を進む・・・


この時期、新芽がなんともきれい・・・


ビデオ撮影中・・・新芽の緑色がきれいでたくさん撮りました


高度を上げるにしたがい緑が少なくなる


↓枝が血管のようだ???


↓ときおり眼下に奥多摩湖が顔を出す・・・


↓御前山がだんだん遠くなる


↓水根山付近の巻き道にて・・・

水根山をすぎたあたりで切り開けにもどり鷹ノ巣山をめざす・・・
水根山頂は帰りによることにした

12時ちょうど、↓鷹ノ巣山山頂へ・・・


さっそく昼飯だ!いつもどおりのカップヌードルに餅を入れた簡単なもの

薬味だけは豪華に・・・

↓正面に見えるはずの富士山が雲に隠れて見えなかったのが残念だった!

13時半、山頂をあとにする。1時間半は休みすぎである

山頂直下の稜線にて


↓水根山に向かう切り開けを歩く・・・平坦な切り開けは至福のときである


↓水根山山頂1620m。14:10

この山は2年前の7月に登った山だ!あの時はラブのことが気になってそれどころではなかった・・・

↓六つ石山山頂(1479m)に寄る。15:40

あとは来た道をもどるだけ・・・ここから駐車場所まで2時間はかかる。
時間を気にしながら帰路についた



早朝の奥多摩地方は雨が落ちていた。

当初の予定は日原から稲村尾根を登り鷹ノ巣山山頂に出る予定だったが、
奥多摩三大急登のこの尾根は雨が降ると危険であろう?と、直前でコースを変更
比較的ラクな三ノ木戸から入ることにした。しかし、歩く距離は当然ながら長くなる・・・

ところが、歩きはじめると天気が急速に回復したのである

日差しを浴びた新芽がなんともきれいで、見飽きることがなかった・・・
また、鷹ノ巣山山頂からの展望も素晴らしかった・・・


二日目は三頭山へ・・・つづく



雲取山と大岳山 Ⅱ

2015年01月09日 08時21分39秒 | 山登り
翌31日は「大岳山(1266m)」へ・・・
この山は標高こそ低いものの山容がよく遠くからも目立つ山で、御前山・三頭山とならび奥多摩三山とよばれている

二日目のきょうも朝から快晴である。ゆっくり朝食をとり9時旅館を出る
鋸山林道を大ダワまで車で入り駐車、身支度をととのえ10時に歩きはじめる

まず、右手に御前山の勇姿を望みながら歩く、なだらかな鋸尾根は陽をうけてなんとも暖かい。正に至福の時である

ところが、山頂直下は想像を絶するほどの急斜面。その急登を息を切らせて15分ほど登り切ると展望のよい山頂に出る
南面が開けた広い山頂は登山客でにぎわっていた・・・


↓快晴の大岳山山頂


↓いつもの旅館「玉翠荘」

ことしはわれわれのほかにも泊り客がいて、夕食も出してもらえた

↓朝食。このぐらいの量であればなんとか完食・・・前日の夕食は半分ぐらい残しました


↓大ダワの駐車場。10時


気持ちの良い鋸尾根を歩く


↓終始、右手には御前山が見える。5月に登った雨の御前山は記憶にあたらしい・・・


陽をあびてあたたかな鋸尾根。最高に気持ちの良い尾根歩きでした・・・


↓ところが、山頂直下はこの急登・・・


三点確保で登ります。ストックはしまうべきでした


そして、山頂へ・・・12時15分


山頂は登山客で混雑していたので、はじっこで昼食

メニューはカップヌードルとコンビニで買ったおにぎり。

午後1時10分、山頂をあとにする・・・


下山は御岳山側に・・・こちらも急な下りである


↓「大岳山荘」いまは廃屋となっている。

ここからは大岳山を巻き馬頭刈尾根から鋸尾根にもどる

大岳山は雲取山より南に位置し、かつ標高が低いこともあって積雪はありませんでした。
しかし、ところどころ凍結があり、アイゼンを必ず携行するように・・・との注意書きがありました

最後の急登はすごかったですが、そこにいたるまでの尾根道は陽をうけてあたたかな道のりでした・・・
これも登山の楽しみのひとつですね?

山頂からの展望もすばらしくとても楽しい山行でした・・・





雲取山と大岳山

2015年01月04日 21時19分59秒 | 山登り
30日の予定は東京の最高峰「雲取山(2017m)」である
あさ3時、船橋を出発。いざ奥多摩へ・・・

ふつう、雲取山は一泊のコースである。しかし進入禁止の林道を使うと赤指山付近まで
車で入ることができる。ちなみに、この赤指山の標高は1332mある

且つ、スタート時間を早めれば日帰りできるのではないか???
という、いま考えれば安易な思惑で雲取山行を計画したのである

だがこの林道、所どころ凍結している。片側は切り立った斜面、ハンドルを切り損ねたら
崖下だ・・・辺りはまだ暗い、だからほとんどスピードを出せないのだ

そんなこんなで、遅くても6時前には歩き出す予定が、けっきょくは7時をまわっていた・・・
また、歩きはじめから積雪と凍結でアイゼンを付けなければならず、余計ペースを落とす結果となった

コース(予定)
 峰谷林道→赤指山→赤指尾根→石尾根縦走路→千本ツツジを巻く→七ツ石山分岐→ブナ坂→奥多摩小屋→雲取山

↓快晴の千本ツツジ山頂にて


↓林道の終着点。身支度を整えているときに日の出をむかえる 6時55分

そして7時、歩き出す

徐々に明るくなる植林帯の急斜面を歩く・・・


↓石尾根縦走路に出る。9時5分


ブナ坂までは巻き道を選択


↓千本ツツジの巻き道。ときおり林が切れ展望が開ける


↓天気は良かったのに富士山は霞んでいた


↓七ツ石山山頂方向分岐。まっすぐ登ると七ツ石山。左に折れると巻き道となる

ここでも山頂へは行かず、左ななめの巻き道を選択・・・

ブナ坂・雲取山方向へ・・・


↓左手前「小雲取山」中央奥が「雲取山」巻き道より


枝のあいだから「飛龍山」が見える。


ブナ坂に出る。10時35分。ここからは展望のきく明るい切り開けを登る


↓振り返ると5月に登った「七ツ石山」の山頂が・・・望遠で撮ったら人影が見えた。


↓11時15分。奥多摩小屋手前で雲取山登頂を断念、引き返すことに・・・

ここから山頂までは1時間以上はかかる。昼飯も食べなければならない。体力的にも相当疲労をしている。
林道にはおそくても夕方4時までにはもどりたい・・・それらを逆算すると登頂はムリだ!という結論に・・・
残念だか、もどることにしたのである

復路は千本ツツジ山頂に寄ることにした


この切り開けも5月に歩いた思い出のルートである


↓千本ツツジ山頂付近にて


そして、いつもの玉翠荘に一泊


足腰の疲労のほかに雪道の運転で精神的にも疲れ果てた。あさも2時起きで睡眠不足。
旅館で風呂に入りコタツでゆっくりしたらもう限界、
晩飯の時間だったが食欲よりもこのまま眠りにつきたかった・・・

今回、目標だった雲取山の山頂に立つことはできなかったが、日をあらためて再度挑戦したい・・・
日の長い春から初夏にでも・・・

翌31日は奥多摩三山のひとつ「大岳山」へ・・・と、つづく




七ツ石山 その2

2014年05月10日 20時40分43秒 | 山登り
玉翠荘は今回で六回目。
看板犬だったラブラドールのななちゃん、去年の夏に亡くなりました
もう飼わないのですか?。そう女将さんに尋ねたら・・・私も歳ですからね、もうムリです・・・って
息子さんがいるじゃないですか?の問いには、なにも言わずただ微笑んでいました

この息子さん、旅館の忙しいシーズンには手伝っているのです



↓夕食。おかずが多すぎていつも食べきれません


↓部屋の窓からは多摩川が眼下に・・・いつもキャンプで賑わっています


↓食後、同じアングルで・・・


朝が早かったし、疲れもあって8時半には就寝です


↓朝食。品数は多いものの量は少なかったので完食しました。外はどんよりとした曇り空・・・


9時、出発。本日の目的地は御前山。大岳山、三頭山と並び称される奥多摩三山のひとつで、
遠くから眺める山容の美しい山である

大ダワの峠に駐車して歩きはじめます。標高差は大したことはありませんが、アップダウンの連続で、
急坂を登った!と思ったら、こんどは急降下・・・わずか3Km足らずの道程を2時間以上もかけて
雨の中を登りました・・・

↓往路、途中の鞘口山(1142m)山頂。この時はまだ雨は落ちていませんでした

アップダウンをくりかえし、やっと御前山へ・・・

↓雨の御前山山頂(1405m)晴れていれば石尾根の稜線がのぞめるのに・・・

でも、なにも見えず・・・ホワイトアウト?って、このことか?

↓御前山はカタクリでも有名な山


カタクリは丈が小さいので地面に這いつくばって撮らなければなりません




↓雨の御前山は早々に引きあげ、直下の御前山避難小屋で昼食。平らな場所はありがたい!


復路は霧雨が降りつづきました


この時期、新芽がなんともいい色です


この天候のせいか?登山客とはほとんど会いませんでした


↓登山口に咲いてた山吹の花。もう、駐車場はすぐそこです


4日は、さわやかな雲ひとつない快晴。そして5日は寒い霧雨の一日。
そんな対照的な二日間でしたが、それなりに素晴らしい二日間でした。

千本ツツジ山頂から眺めた富士山の秀麗。七ツ石山まで歩いた切り開けからの展望、
そして七ツ石山頂からの大パノラマ・・・

二日目は雨の御前山。雨に濡れた淡いみどりの新芽たち、カタクリの花、山ツツジ、
そして山吹の花、等々・・・

ぬけるような青空の一日目、そして雲に覆われた真っ白な世界の二日目。

それぞれの歩いた記憶は、きっと大切な思い出に成長するに違いありません。




七ツ石山

2014年05月08日 18時37分31秒 | 山登り
今年のゴールデンウイーク、またまた飽きもせず奥多摩へ行ってきました
その初日の四日は、石尾根二番目の標高をもつ七ツ石山(1757m)へ・・・

この四日天気は最高で、すがすがしい快晴に恵まれました

いつものように、船橋をあさ4時出発。GWとはいえこの時間帯に混むことはありません・・・
順調に走行し、7時すぎには赤指尾根につづく林道に到着。準備をととのえ7時半には歩き出しました

このルートは、去年のGWに登った千本ツツジ、高丸山、日陰名栗峰と同じアプローチ。

千本ツツジから石尾根を右にコースをとると去年の高丸山、日陰名栗峰となり
左に折れると七ツ石山、そして雲取山へのコースとなります


↓千本ツツジ山頂より富士山をのぞむ


7時半、林道に車を止め登山開始!


↓しょっぱなから植林帯の急坂をのぼります・・・


↓赤指山をすぎると気持ちの良い緩斜面にでる。カラマツの新芽がまぶしい・・・


緩斜面は束の間、その後はまた急坂となり石尾根縦走路までつづく


見通しのきかない急坂の植林帯はなんともつらい


そんな木々の間から富士山が顔を出した


9時半、やっと石尾根縦走路に出る。

縦走路を越え5分ほど急坂を登りきると千本ツツジ山頂です!

↓千本ツツジ山頂にて・・・去年と同じ場所で「パチリ!」


↓去年はこちら側のコースを歩いた


↑↓左端しのピークが高丸山。ほぼ中央に見えるのが日陰名栗峰。いずれも去年歩いた山である


↓富士山がきれいに見えた。千本ツツジ山頂でしばし景観にひたる


↓休憩後、切り開け(防火帯)を七ツ石山にむかいます


人気の石尾根だけに道標は充実している


残雪がところどころにのこっていました


↓七ツ石山、山頂直下の急登


↓木々がまばらとなると、山頂はもう近い。


↓この急登をのぼりきると七ツ石山山頂です!


山頂にて・・・二人連れの山ガール、写真を撮ってあげたお礼にかな?いっしょに入ってくれました・・・


山頂はめずらしくにぎわっていました


↓七ツ山山頂より雲取山方面をのぞむ

右端しのピークが雲取山。切り開けのつづく先のピークは小雲取山(中央右寄り)

でも、今回は七ツ石山まで・・・景色を堪能したあとは山頂で昼飯です。
いつものようにカップヌードルとおにぎり。お新香と食後のフルーツもまた同じ
山頂は混雑していたのでちょっと下った林のなかで食べました・・・
食後はちょこっと昼寝・・・寒くもなく暑くもなく、快適な休息でした

↓帰路は巻き道をもどります。巻き道とは山頂をさけて山腹を巻く比較的楽なルート。
千本ツツジ山頂へは往路で歩いたので、帰りはラクな巻き道を選択しました


↓石尾根縦走路から赤指尾根へ・・・一気にくだる

この赤指尾根はほとんどが植林帯で見通しも悪く傾斜もきつい、つかれた脚にはとてもこたえます

そして林道まで・・・

この門扉にはいつもカギはかかっていませんが、一般車両の立ち入り禁止の看板はあります。
でも、入ります。入って林道の終点までいきます。今回は道中落石が多数あり、それをどかしながら進みました。
路肩も弱く神経をつかいました。ひとつ間違えれば谷底に転落です。無事もどれてよかった・・・

そして、いつもの玉翠荘に宿泊。

つづく・・・





雪の石尾根 Ⅱ

2014年01月06日 16時01分18秒 | 山登り
玉翠荘で一泊。翌30日は朝からの晴天。
8時、朝食をゆっくりとり9時すぎに出発。

きょうは檜原村の砥山(1302m)に行く予定。石尾根ではないが・・・

いつものように奥多摩湖畔を周遊し対岸に回ろうとしたら?
なんと、周遊道路の北面側は積雪のため交通止め。

しかたなく、山梨県甲州市の藤尾山(1606m)に予定を変更。
深山橋までもどり411号線を左折し山梨方面に・・・

小菅村、丹波山村をすぎ411号から右折し一之瀬高原へ

途中、タイヤ滑り止めを巻き大栗展望台へ


場所はここ↓


積雪は深く滑り止めがなければ走れない


この車、11年目で初めて滑り止めを使用しました


北面の積雪はとくに深い


この滑り止め、従来のチェーンとちがって着け方がわからない。
説明書とにらめっこしながらの作業は時間もかかり、そして超寒かった

でもこの滑り止め、すぐれモノでした。車の4WDと相まって
積雪の山道を快調に走りました

大栗展望台から走ること10分ほどで藤尾山の登山口へ・・・路上に車を止め登りだす。


見通しのよい尾根をのぼる


なにしろ踏み跡がない、したがってラッセルしながら歩をすすめる
深いところでは膝ぐらいまでの積雪。もうアイゼンだけではムリである


山頂まではあきらめ、途中で引き返すことに・・・


帰路、丹波山温泉「のめこい湯」に立ち寄り、冷えた体を温め
鹿肉のソーセージと蕎麦を食す

そして、30分ほど仮眠。外はうす暗くなっていた・・・



雪の石尾根

2014年01月01日 16時53分05秒 | 山登り
恒例になった年末の山登り・・・ことしも12月の29日と30日で行ってきた。

JRの奥多摩駅から雲取山までのびる、奥多摩でいちばん人気の石尾根縦走路。
過去、鷹ノ巣山から始まり千本ツツジ・高丸山・日陰名栗峰・水根山と制覇して
今回、三ノ木戸山(サノキドヤマ)・六ツ石山・将門馬場、そして城山を歩く予定・・・

雲取山と七ツ石山には、ちょっと古いけど高校生のときに登っているので
今回で石尾根のすべての山々を完全制覇することになる

↓あさ7時10分、鋸山あたりからご来光である。


朝陽にもえる・・・しかし、気温は低く肌を刺すような寒さである

三ノ木戸林道に車を止め、7時15分に歩き出す。
見通しの利かない急坂の植林帯を1時間15分ほど登ると・・・

↓石尾根縦走路に出た。時刻は8時30分


ここからは視界が開けた切り明けを登る


積雪はまだ少ない


途中、南側の山並みをのぞみながら


木々のあいだから富士山が顔を出した


だんだん雪は深くなっていく


切り明けは、ときに急坂となり、またときには緩斜面となる


↓六ツ石山の山頂へ・・・あと少し

急坂を登りきると、広い山頂に出た・・・

山頂から・・・遠くに南アルプスがのぞめた。


六ツ石山山頂、1468m。山頂着10時15分

そう、今回も船橋の兄との山行である

南アルプスを望遠で・・・右側のピークが北岳らしい


なにしろ最高の天気。雪も空も、そして空気もすべて輝いていた。そう、頭も???


しばし山頂からの絶景を愉しみ、つぎの将門馬場に向かうため石尾根縦走路にもどる


↓将門馬場、1455m。山頂着11時30分

山頂は木々に囲まれて景色はのぞめない。
それに冷たい風が通り抜け寒い寒い。早々に退散することに・・・

つぎの目的地、城山(ジョウヤマ)に行く予定だったが、雪が深く思った以上に時間を要した。
ここから城山を往復すると一時間以上は有にかかる。昼食休憩も一時間はとりたい・・・
思案の末、けっきょく城山には行かず、ここ将門馬場でもどることにした。

風の当たらない地形をさがし昼飯とした 


いつものように湯を沸かしカップヌードルである。が、薬味や餅を入れた特製ヌードルだ!

温かくて旨かった・・・

午後は少しうす雲が出てきた


昼飯を食べたら、あとは来た道をもどるだけ


もう少しで三ノ木戸の分岐点だ・・・


今夜の宿は、いつもの玉翠荘。この日の宿泊客はわれら二人だけ。したがって夕食はない・・・

↑翌日の朝食

この玉翠荘の看板犬、ラブラドールのななちゃん。
8月13日に亡くなった。と、女将さんから聞かされました。「すごく暑い日でしたよ・・・」と。
そして、立派な額に入った元気なころのななちゃんの写真を見せてくれました。

7月16日に泊まったとき、女将さんが、いくら呼んでも出てきてくれなかったななちゃん、
やはりもうそんな元気がなかったんですね?

ラブと時を同じくして亡くなっていったななちゃん、女将さんと、
「お互いにつらいですね?家族ですからね・・・」と

雪の石尾根Ⅱにつづく・・・


榧ノ木尾根

2013年07月20日 17時12分54秒 | 山登り
14日、15日の連休を利用して奥多摩に行ってきました。

6月の始めころでしたか?船橋の兄からの誘いがあり、この日の山行を約束しました。
まだまだラブが元気なころで、多少の不安もありましたがまず大丈夫だろう?。と・・・

しかし、ラブの状態が急激に悪化したのです。
迷いに迷った末「今回は断ろう!!!」と、一週間前の7日に決心。
電話をかけよう!としていたらメールがきたのです。

「旅館の予約を取りました。毎日のように石尾根へ・・・のビデオを観ながら楽しみにしています。」
兄からのメールでした・・・

14日、朝の3時半、いつものように船橋を出発。いつものように石川パーキングで朝飯。
そしていつもと同じルートで奥多摩へ・・・そうです。結局は電話できなかったのでした。

今回は峰谷という村に車を置いて、
浅間尾根~鷹ノ巣避難小屋~石尾根縦走路~水根山~榧ノ木尾根~倉戸山~女ノ湯と歩き
女ノ湯バス停から路線バスで峰谷に戻る。という周回登山でした。

歩行距離約15Km。所要時間9時間弱。最高につかれました・・・

↓10:47 石尾根縦走路より黒い「富士山」が見えました


↓7:00 峰谷で路上駐車。身支度を整え出発!!!

峰谷から奥までは車道を歩きます

↓8:00 奥の着。ここからは山道(浅間尾根)に入ります

朽ちた浅間神社で登山の無事をお願いして登りはじめます。ここからは急坂がつづきます。
暑さも手伝ってもう汗ダク。500ccのポカリスエットは「あっ!」という間になくなりました。

↓鷹ノ巣避難小屋 10:20着

避難小屋の中も外も若い人のグループでいっぱいでした。

避難小屋からは鷹ノ巣山には登らず、まき道の石尾根縦走路をすすみます

道標の下に遭難者の情報を求めるチラシが貼ってありました。6月4日、この奥多摩山中に入ったまま
いまだ戻らないとのこと。65歳の男性で登山経験豊かな人のようです。
身を引き締めて歩こう!!!

↓縦走路にて 10:50

縦走路は新緑におおわれ見通しはよくありません。木々の間から黒い富士山が見え隠れします

↓水根山山頂11:10 三角点1620m。草が生い茂り、三角点がかくれていました


↓山頂で昼食11:30 木々に囲まれた山頂はまったく見通しがききません

山頂からの絶景を期待していたのですが・・・残念!!!
いつものようにカップヌードルを食べ、食後のフルーツを楽しみました。
それにしてもブヨでしょうか?虫が多くて困りました。やはり夏はダメですね?

しばし食後の休憩をとり、また石尾根縦走路にもどります。
そして、榧ノ木尾根を倉戸山に向かいます。

冬の榧ノ木尾根は素晴らしいそうです。夏は木々の鬱蒼とした緑で景色が望めません
ただただ、ひたすらに歩くのみ・・・

↓13:00 ホントにめずらしく視界が開けたところから5月に登った「日陰名栗峰」の山頂が見えました


↓この榧ノ木尾根は上ったり下ったりのダラダラ道がつづきます


↓やっと倉戸山到着14:10


↓山頂の二等三角点1169m

この倉戸山は標高こそ高くはありませんが、とても傾斜のきつい山です。山の雑誌によれば
初級とありますが侮れません。
十数年前、会社のハイキング仲間と登ったことがありますが、歩けなくなった仲間もいて
たいへんでした。
今回もきつかった・・・バスの時間も気になってよけい疲れました

木々の間から奥多摩湖の湖面が見えてくればあと少しです


↓やっとのおもいで女ノ湯停留所に到着。15:50でした。バスの時間は15:51。ギリギリでしたがバスは10分ほど遅れて来ました

乗客は我ら二人だけ。10分ほどで峰谷に到着し一日目の山歩きはおわりました

実はバスに乗り遅れた場合を考え、女ノ湯停留所付近に自転車を置いておきました。
兄の家で車に自転車を載せ、朝、峰谷に行く途中に降ろしておいたのです。
でも、単なる荷物となりました・・・

宿は今回も玉翠荘。部屋から多摩川が見下ろせます。家族連れが河原で花火を楽しんでいました 20:10

旅館の「ななちゃん」、出てきてくれませんでした。
女将さん「もう、ほとんど歩かなくなってしまったんですよ!」
何度も呼んでくれましたが、ダメでした。ラブのこと心配してくれました。「生肉がいいですよ!」って
でも「もう何にも食べてくれないんですよ・・・」

8時半、就寝。よっぽどつかれてたんですね???

↓翌朝8:50 もう河原には人がいっぱい・・・


二日目はどこにも登らないで帰ることにしました。
途中、御岳の玉堂美術館にだけ寄りました。

ラブは笑顔で迎えてくれました。
ごめんね!もうどこにも行かないよ・・・

追伸 ラブがこんなときに遊びの話題なんて?って躊躇しましたが・・・
   こんなときだからこそ楽しい話題を・・・と考え直しました。
   読んでいただきありがとうございました。




石尾根へ・・・ビデオ

2013年05月19日 16時21分21秒 | 山登り
過去二回の奥多摩山行は真冬でした。ビデオカメラは持って行ったのですが、
みぞれは降るし寒くて撮る気力がどうしてもわきませんた。

しかし、今回は気候もよく天気も良かったので念願のビデオを撮ることができました。

登山ビデオはどのように撮ったらよいのか?迷いましたが、登りながら撮影する
大変さや景色を撮る難しさなど、たくさんのことを経験できました。

そのダイジェスト版をYouTubeにアップしました。



約3分半のビデオです。よかったら観てください・・・

石尾根へ その2

2013年05月12日 22時33分36秒 | 山登り
さて、うれしい昼飯である。

山頂の脇に隠れるようにして存在する平らな場所・・・いわば天然のデッキである。
兄はここがお気に入りで、来るたびここでに昼食を取り空を見上げて昼寝をするらしい。

メニューは今回もカップヌードルとおにぎり、それにおかずはキムチやミョウガの漬物だけ。
でも、カップヌードルはお湯を差すだけではない、鍋で沸かしたお湯にネギなどの薬味、また調味料を入れ、
最後に麺を入れて煮るのである・・・

自分では絶対にそんな面倒なことはしない、でも兄は結構マメで食事の準備もすべてやる。
また、食後のデザート、オレンジも切ってくれた

↓天然のデッキで山ごはん・・・空はだんだん曇りがちとなる


食後の休憩をとり、いよいよ下山である

↑下山はもと来た道をもどる。同じ道になるのはアプローチに車を使ったときの宿命である

日陰名栗峰を下る途中で石尾根縦走路に出ることができる。この路は各山のピークは通らず
「まき道」と称する迂回路を歩く。山頂を通るか?まき道をまわるかは、その登山者の選択である
われわれは、往路で山頂は踏破しているので、当然ながらラクなまき道を選択した

↓まき道。右手の斜面は高丸山

まき道(石尾根縦走路)をすすみ千本ツツジ分岐で左折。赤指尾根を下る
あとはひたすら来た道を下るのみ・・・

↓兄曰く、この花の名は「東国三つ葉ツツジ」と。赤指尾根にて・・・


↓同じく兄曰く、これを「すみれの原種」???と言う・・・本当でしょうか?


↓黙々と歩きつづけて午後3時、やっと出発点の林道に帰着。


あとは奥多摩駅前の旅館に戻るだけ・・・だけど、ちょっと早かったので奥多摩湖↓に寄ることに・・・


湖畔の「水と緑のふれあい館」に立ち寄った。展示物の中に小河内ダム建設の歴史があった。

昭和11年の着工から昭和32年に完成。戦争で中断があったとはいえ
21年間はおそろしく長い・・・その工事での殉職者は87名にものぼった。
湖底には945世帯の村が沈んでいる・・・

そんな波乱な歴史をのみ込むように、そこには静かな湖面の奥多摩湖があった

↓そして、いつもの旅館「玉翠荘」に到着。午後4時40分だった


↓再会のななちゃん13歳、糖尿病で医者通いしているとのこと・・・


厨房で寝ていたななちゃんを、女将さんが呼んできてくれた。
脚がもたついている、前回より弱っているように感じた・・・

夕食は豪華な和食、量と品数が多くて食べきれなかった。

千本ツツジから眺めた山並み、高丸山の急斜面、そして日陰名栗峰での山ごはん・・・
夜10時、それらの記憶を胸に刻みながら床に就いた。

翌6日は朝からの好天。二日目は帰りの渋滞を考え近くの低山に行くことにした・・・
9時出発。奥多摩湖を半周して対面側の桧原村へ・・・

↓月夜見展望台より奥多摩湖を俯瞰する


↓八重桜が見事・・・


↓天気はいいがモヤっているのが残念・・・


↓展望台から少し先にある風張峠の駐車場に車を止め、倉掛山に登る

というより、倉掛山に下る・・・が正しい。なぜ?って、
出発点の風張峠駐車場のほうが倉掛山より標高が高いのである・・・

↓途中で出会った草花たち


↓黄緑色の新緑がまぶしい・・・


↓一時間弱で山頂へ・・・倉掛山1078m


↓この季節の新緑がいちばん好き・・・


↓???名前わすれた


倉掛山山頂で早めの昼飯。きのうと同じカップヌードルとおにぎり・・・
ただしおかずはナシ。食後のフルーツもない・・・

爽やかな風を受け、しばしの休憩をとり、そして下山?
下山???行きが下りだったため帰りは当然登りである・・・

途中、山の中でモールス信号をしている年配者と出会った。アンテナを立てパソコンで交信していた。
また、野鳥の写真を撮る年配者にも出会ったし、同世代の前向きな姿にちょっと感動させられる。

午後一時、帰路に着く。途中寄った「都民の森」。ここでアイスクリームを食べる。


都民の森はサイクリングやオートバイなどで来た若者たちでいっぱいだった。

帰路は桧原村からあきるの市をぬけ八王子インターで高速にのった。
道路の渋滞を予想していたが、なんと意外にも渋滞などまったくなく走行。

船橋着は3時半だった・・・

さて、つぎはどこを歩こうか???