2年前、月夜見展望台から眺めた石尾根の山々。
その感動の時から、「いつの日かこの尾根を踏破したい!」と、
秘かに心に誓っていた。
去年の暮にはその中央に位置する鷹ノ巣山へ登った。
このときの雪道はまだ記憶にあたらしい・・・
あれから5ケ月、今回は千本ツツジ(山)、高丸山、そして日陰名栗峰を
目指すことにした。
5日の早朝、まだまだ暗い3時半いつものように船橋の兄の家へ・・・そして
これまたいつものように高速で八王子まで走り、あとは一般道で奥多摩へ・・・
奥多摩湖の周遊道路を走り、峰谷橋の手前を右折、青梅街道と別れを告げる。
峰谷の集落からは林道に入るが、早々に門扉が道をふさぐ、通行止めである。
「林業者以外の立ち入りはご遠慮ください」の立札を、
「遠慮はしないので入ります!」と、勝手な理屈を付けて侵入・・・
幸い鍵は掛かっていなかった。
その林道を終点まで入り路肩に駐車。身支度を整えいよいよ挑戦である。
時刻は7時15分。天気は快晴、なれど肌寒い・・・
↓月夜見展望台より石尾根の稜線をのぞむ・・・これは翌日に撮った写真。

石尾根は雲取山から奥多摩駅までつづく人気のある尾根である
↓車を置き、植林の中を千本ツツジを目指す

↓ほどなく、気持ちの良い緩斜面に出た

それを過ぎると、石尾根までは急登がつづく・・・

↑急斜面で小休止
登りきると石尾根にぶつかる。左は雲取山、七ツ石山。右は高丸山、鷹ノ巣山方面だ!

その分岐点で出会った家族連れ。お父さんと二人の娘たちだ。
昨晩は雲取山荘に泊まり、きょうは鷹ノ巣山の避難小屋に泊まるという・・・
なんとも微笑ましい光景に見えた。
この親子と雑談をしながら思った。二人の娘をもつ自分にも同じことができたはずなのに・・・と、
そんなこと、考えもしないうちに数十年が経ち、二人の娘にはもうそれぞれに子どもがいる。
月日の早さと、せっかくの機会をのがしてしまった後悔が胸を突いた
余談はさておき、この親子と出会った石尾根を突っ切って急斜面を登ると千本ツツジだ。
この千本ツツジ、なぜか山の字がつかない。しかし立派な山である
↓千本ツツジ山頂から南方向をのぞむ

↓千本ツツジ山頂、1704m

↓同山頂より

↓同山頂より高丸山(左手前)、日陰名栗峰(中央やや右)をのぞむ

午前中は快晴も次第にくもりがちになる

千本ツツジで休憩したのち高丸山に向かう・・・
切り開けのなだらかな尾根を下ると、今度は高丸山への急登となる。

↑急登になる手前で・・・
山火事をひろげさせないための空間を「切り開け」と言うらしい・・・
一定の幅で樹木を切り除いた部分で線状にのびている。
↓急斜面から千本ツツジ(手前中央)を振り返る。奥に見えるピークは七ツ石山(たぶん?)

中央部に「切り開け」が確認できる
急斜面ではまわりの景色を眺める余裕などなく、↓高丸山山頂へ。1733m

なにしろ絶景である。幾重にも連なる山並みと真っ青な空に白い雲。
何時間でもこの風景に浸っていたかった。人生最高のひとときである

山頂で小休止のあとは、つぎの目的地日陰名栗峰へ・・・

高丸山の下りはもっと急斜面。
脚を踏ん張りながら下りないと滑り落ちそうになる。ここで出会った若者は息を切らせながら登っていった。
おもわず「頑張れ!!!」と、言葉が出る・・・
急斜面を下り、あとはだらだらとした上りを登りきると日陰名栗峰の山頂である。

山頂、1725m

時刻は11時15分。ちょっと早いけど昼飯としよう・・・
「石尾根へ」その2へつづく・・・
その感動の時から、「いつの日かこの尾根を踏破したい!」と、
秘かに心に誓っていた。
去年の暮にはその中央に位置する鷹ノ巣山へ登った。
このときの雪道はまだ記憶にあたらしい・・・
あれから5ケ月、今回は千本ツツジ(山)、高丸山、そして日陰名栗峰を
目指すことにした。
5日の早朝、まだまだ暗い3時半いつものように船橋の兄の家へ・・・そして
これまたいつものように高速で八王子まで走り、あとは一般道で奥多摩へ・・・
奥多摩湖の周遊道路を走り、峰谷橋の手前を右折、青梅街道と別れを告げる。
峰谷の集落からは林道に入るが、早々に門扉が道をふさぐ、通行止めである。
「林業者以外の立ち入りはご遠慮ください」の立札を、
「遠慮はしないので入ります!」と、勝手な理屈を付けて侵入・・・
幸い鍵は掛かっていなかった。
その林道を終点まで入り路肩に駐車。身支度を整えいよいよ挑戦である。
時刻は7時15分。天気は快晴、なれど肌寒い・・・
↓月夜見展望台より石尾根の稜線をのぞむ・・・これは翌日に撮った写真。

石尾根は雲取山から奥多摩駅までつづく人気のある尾根である
↓車を置き、植林の中を千本ツツジを目指す

↓ほどなく、気持ちの良い緩斜面に出た

それを過ぎると、石尾根までは急登がつづく・・・

↑急斜面で小休止
登りきると石尾根にぶつかる。左は雲取山、七ツ石山。右は高丸山、鷹ノ巣山方面だ!

その分岐点で出会った家族連れ。お父さんと二人の娘たちだ。
昨晩は雲取山荘に泊まり、きょうは鷹ノ巣山の避難小屋に泊まるという・・・
なんとも微笑ましい光景に見えた。
この親子と雑談をしながら思った。二人の娘をもつ自分にも同じことができたはずなのに・・・と、
そんなこと、考えもしないうちに数十年が経ち、二人の娘にはもうそれぞれに子どもがいる。
月日の早さと、せっかくの機会をのがしてしまった後悔が胸を突いた
余談はさておき、この親子と出会った石尾根を突っ切って急斜面を登ると千本ツツジだ。
この千本ツツジ、なぜか山の字がつかない。しかし立派な山である
↓千本ツツジ山頂から南方向をのぞむ

↓千本ツツジ山頂、1704m

↓同山頂より

↓同山頂より高丸山(左手前)、日陰名栗峰(中央やや右)をのぞむ

午前中は快晴も次第にくもりがちになる

千本ツツジで休憩したのち高丸山に向かう・・・
切り開けのなだらかな尾根を下ると、今度は高丸山への急登となる。

↑急登になる手前で・・・
山火事をひろげさせないための空間を「切り開け」と言うらしい・・・
一定の幅で樹木を切り除いた部分で線状にのびている。
↓急斜面から千本ツツジ(手前中央)を振り返る。奥に見えるピークは七ツ石山(たぶん?)

中央部に「切り開け」が確認できる
急斜面ではまわりの景色を眺める余裕などなく、↓高丸山山頂へ。1733m

なにしろ絶景である。幾重にも連なる山並みと真っ青な空に白い雲。
何時間でもこの風景に浸っていたかった。人生最高のひとときである

山頂で小休止のあとは、つぎの目的地日陰名栗峰へ・・・

高丸山の下りはもっと急斜面。
脚を踏ん張りながら下りないと滑り落ちそうになる。ここで出会った若者は息を切らせながら登っていった。
おもわず「頑張れ!!!」と、言葉が出る・・・
急斜面を下り、あとはだらだらとした上りを登りきると日陰名栗峰の山頂である。

山頂、1725m

時刻は11時15分。ちょっと早いけど昼飯としよう・・・
「石尾根へ」その2へつづく・・・