2012年 大阪モーターサイクルショー その２ BMWブース ／ ハスクバーナブース

トップの写真を飾っているのは、BMWのスクーター。　たしか、以前屋根付きのスクーターを売っていたと思うのですが、今回は650ccの大形スクーターです。
  
しかし、スクーターにBMWの言う「駆け抜ける喜び」ってのは存在するんですかね…
座った感じは実に大柄なポジション。走りは、国産スクーターと比べてどうだろう。少し興味はあるかな。
後は、マイナーチェンジモデルが多少展示されていました。個人的にはRシリーズやKシリーズよりもFシリーズが好みなのですが、街乗りならF800STがいいなぁ。ベルトドライブってのがいい。

後は、F800GSとか。
  
R1200GSはデカすぎて、何かあった時に、どうにか出来る自信が全く湧いてこないので、ピクリとも欲しいと思わない…
 
参考展示車両ではS1000RR Race Modelがカッコよかったです。
   
でも、Race Modelにも電装系スイッチ付けてるんですよね。要らないんじゃないの？これ。
BMWはこんなもんで、次にハスクバーナ。
個人的にハスクバーナはオフロードバイクで頑張って欲しいのですが、めっきりモタード色が強くなってますね。今回展示されていたのも、モタードネイキッド2台だけでしたし…NUDA900RとNUDA900はネイキッドなのか…マジで？
 
WRE125とかTE125の現車を見てみたいんですけどねぇ。

2012年 大阪モーターサイクルショー その１ HONDAブース

先日、大阪モーターサイクルショーへ行ってきました。　今回は肌色成分多めのお姉さん方は無視して、さっさとＨＯＮＤＡブースへ。
ＮＣ７００ＸとＣＲＦ２５０は是非とも見ておきたかったので、ちょっと写真は多めです。
まずはＮＣ７００Ｘ。
 
全体的なデザインはＢＭＷのＧＳシリーズに代表される、アルプスローダーちっくなデザインなのですが、タイヤのチョイスなんかを見ると、このバイクはオンロードバイクなんだという事が分かります。
  
オプションのパニアケースやトップケースを付けて、それなりのタイヤとサスペンションのセッティングをしてやれば、このコンセプト機のようにＧＳチックにはなるんでしょうかね…　ＮＣ７００の用途やエンジンを見ていて、「なるほど、ヤマハのＴＤＭと同じか」と思った次第です。
  
エンジンは4輪のフィットのエンジンからのフィードバックらしいですが、4気筒→2気筒ですし、270度の位相クランクとの事なので、何がどうフィードバックされてるのかなぁといった感じ。　燃費性能に関する技術かな？

あと特徴的なのはメットインが付いている事。この手のバイクでメットインは珍しいから、賛否両論だと思いますが、個人的にはアリだと思っています。まぁ、本来ガソリンタンクがある場所にメットインがあるので、ガソリンの容量が犠牲になっていますが、そこは燃費の良さでカバーできるのでしょう。　メットインの詳しい容量はわかりませんが、比較的大きいと思われるSHOEIのマルチテックが収まっているので、普通のフルフェイスなら十分に収まるんじゃないでしょうかね。

で、シート下に追いやられたガソリンタンクの給油口はリヤシートの下なのですが、これが個人的には全く解せません。リヤシートに荷物積んで紐をかけたら、給油出来ません。　この位置にガソリンタンクを持ってくるなら、せめてBMWのF800みたいにシートカウルの横から給油できるようにしとけよと。
オプションのトップやらパニアケースを買えって事なのかもしれないけれど、おそらくツアラーとして使われるであろうＮＣ７００で、コレは無いわ。次回のマイナーチェンジでの改善に期待。
足つきは185cm/75kgだと、両足べったりですし、ポジションも適切なんじゃないかと思いました。　あとは試乗してみないと分からんですな。

次にＣＲＦ２５０。デザインはオフロードバイクのそれ。　特徴的なのはヘッドライトの大きさでしょうか。
 
エンデューロみたいな使い方をする方には、フロント回りの重量増になったり、飛び石でのレンズ破損のリスクが高くなったりで、あまり良い評価はされていないようですが、通勤ときどきオフロードみたいな使い方をする私には、道路を明るく照らしてくれる、大きめのライトは有り難いです。

足つき性は何とか両足のかかとが付くかなといった感じ。写真は中肉中背の全く知らない方ですが、まぁ、こんな感じですね。　オフロード走るなら、これぐらいのポジションの方が走りやすそう。二足二輪でも、スタンディングでも、どちらでも無理が無いポジションってはなかなか有り難いかなぁと思うのですが…
ハンドル周りはすっきりしています。　左スイッチ類は新設計かな？　今まであまり見たことが無いデザインです。
  
エンジンはCBR250Rのエンジンで、相変わらずHONDAのエンジン流用っぷりは凄いなぁと思ったり。オフロード用にチューニングしなおしているらしいので、違和感は無いんだろうなぁ。そもそもシングルだしね。寧ろこのエンジンがCBR250Rに載ってる方が違和感があるぐらいだからねぇ。
    

で、無限のコンセプト機が余りにも格好良すぎて、ノーマルがモッサリデザインに見えてしまうのが、何とも。

取り敢えずノーマルマフラーがデカ過ぎ。
 
様々な規制に適応させる為とはいえ、せめてもう少し大きく見えないデザインにできなかったのかな？ノーマル志向の私でも流石にコレは交換したくなるかも。
見た感じで分かるのは、それぐらいで、あとはもう、走ってみないと分かりませんね。エンジンもフレームも、新設計だし、まだ価格発表されていないし、色々と楽しみなバイクですね。

HONDAのブースで目を引いたのが、HONDA協賛の「わんおふ」ってアニメの痛バイク。
     
デモムービーを見た限りでは、のんびりした感じの作品っぽいので、CBRとか出てきそうにないですけどね。それはさておき、キャラクターの絵に目が行ってしまいがちですが、グラデーションやピンストライプ、ホイールへの塗装等、綺麗に塗ってるなぁと。　アニメも是非見てみたいですね。

絶版車の展示は、やはりCB750FOURでしょう。　なんか毎年飾ってるような気がしないでもないですが、他の処で見てるだけかな？　まぁ、それでもここまで綺麗なCB750FOURはあまり無い気がします。
  

NC700のエンジンを使ったAT車。INTEGRA。これもNC700同様、メットインがついてたりします。
  
しかし、700ccのスクーターって、大型自動二輪(AT限定)じゃあ乗れないんですよね。650ccのスクーターをわざわざ作る事も無いだろうし、日本の免許制度とマッチしないかな。

それから、少し前まで非常に気になっていたVFR800X CROSSRUNNER。
  
V4エンジンらしく、結構スリムな感じです。面構えはいかにもツアラーって感じですね。キャラがNC700とカブりますが…
気になったのが、リヤシートの平べったさ。そりゃあもう、真っ平らなんですよね。　荷物は積みやすそうですが、タンデム時のパッセンジャーの乗り心地はどうなんでしょう？　乗りにくいのが、それとも意外と乗りやすいのか…非常に気になります。

てなわけで、HONDAブースはこんな感じでした。