FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

SASARU ! 刺さる言葉 

2017-06-17 18:17:42 | 小説等感想


それでも僕は能力の許す限り真剣に、彼らの話に耳を傾けた。
理由こそわからなかったけれど、誰もが誰かに対してあるいはまた世界に対して
何かを懸命に伝えたがっていた。

(村上春樹:1973年のピンボール)


30年以上前。

SNSもブログもなんにもない時代にこの文章は予言している。


いや、言い方を変えればあの時代も今も人の本質って変わってないんだ。

みんな自分の話しを聞いてもらいたがっている。

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