FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

木とその実・・・・・・原点に戻ること

2020-03-30 13:11:42 | 創作詩
木が良ければその実も良いとし、木が悪ければその実も悪いとしなさい。
木の良し悪しは、その結ぶ実で分かる。【マタイによる福音書12-33】

SNSという魔法の箱の中で出会えた人間は……

腹の中に蝮を飼っている者がいる。膝を突き合わせて話しをしてみれば口から臭ってくる生臭さや言葉使いで危険な空気が漂う。理屈じゃなく体が拒絶反応を起こす。こいつと距離を取れ、すぐに離れろと。
この便利で綺麗でイケてる魔法の箱を通してしまうと無味無臭となり気楽に自分の中へ取り込んでしまえる。簡単に飲みこめる飴みたいだ。
時間をかけず箱を通じて親交を深めていく。急激に通じ合っている錯覚が生まれる。錯覚を真実と見誤る。誤った自分を否定することが出来なくなる。身近な人の助言は聞こえなくなる。
一歩引いたところで聞けばすぐに分かることも判断つかない。
一万人のフォロワーという記号がある。
30万人のフォロワーという「確かなしるし」がある。
心配ない問題ない・・・・・・
「目に映っていることは本当のことなのだ」「あるから映っているのだ」
自分はこういうことに慣れているのだ。使いこなせているのだと。
だいたい誰もが使っているじゃないかと。


でもなにか引っ掛かる。自前のアンテナが立つ。
でもアンテナなんかすぐに折りたたんで無かったことにする。
なぜなら自分の判断は間違っているかもしれないとは思いたくない。

でも怖いことは払拭できない。

ちょっと私のはなしを聞いてくれる?

と相談が舞い込む。

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Paradise Lost 28日後・・・・・・・・

2020-03-28 15:51:28 | 創作詩
今だから問いたい
結局のとこ正しさとは何?
誤りとは?

大勢の群衆が向こうへ行くから我先にと後追いするのか?
我ひとり真逆の方向へ行くのか
トイレットペーパーだけでは不安は消せない
籠いっぱいの山盛りカップめんを買い込んで
やっと安心できたか
米かガソリンか水か

ああ、今日も仕事だいつもの場所に俺は立つ
鴉が鳴いている勝ち誇ったように
俺を見ている
ガラーンとした駅前ターミナルを気持ち良さげに旋回している
飲食店舗の裏の残飯袋の齧っている太った鼠が群がっている
俺のことなど知ったことかと背を向けて夢中で漁っている

俺に問いかけている
お前や仲間どもは今日だけでなく明日も明後日も来週も来月も心配して
勝手に不安に陥り…不安の真っ暗な穴に落ちている

俺は気づく
ああ、お前たちこそ鳥獣の姿をかりているが何者だ
俺たちを嘲笑い愚か者と決めつけられるのか
いったい何者?

何者でもない


俺は狂ったのか?臨時休業でシャッターが閉まっている店の前で
立ち往生している出勤途中の狂人になってしまったのか?

お前は愚かな人間だが狂人ではない
どんな災害や人災などに学べず過ちを繰り返す禺者だ
禺者であり罪人なり

狂人になって幻の楽園を見つめながら死んだ方がまだマシだ
絆だ絆だと盛り上がってみたら、何のことはない我先に自分さえ良ければ
自分さえ守られればと…

なんのことはない随分とヤワな絆だったことは露呈してしまったな(笑)
知恵がついたつもりでいるだろうがまた繰り返すだろうなお前らは(笑)

どうしたら良いか教えてくださいお願いします不安から解放してください

持ているではないかお前の中に答えはあるではないか見てみない振りしているか見落としているのだ






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今さら改めてわかることもある

2020-03-26 12:36:57 | 創作詩
元気な時には気づけないことはたくさんある  ブロニー・ウエアー


人間の寿命は五十年
いや人類誕生の歴史から見たら十年、二十年はざらだ
進化と共に環境や衛生や医学や社会秩序の発展し延びていった

五十過ぎて体がいったん壊れる

男性機能も落ちる 目も悪くなる 耳も難聴気味になる おしっこの切れも悪い 階段も息が切れる 店の食べ物は塩っ辛くて食べられなくなってくる

二十代、三十代、は健康のこと全然興味無しだった
関係ない話しだった 違う世界の話しだった

五十代の門をくぐってみて体のパーツが故障していくたびに
ああ、これが老いというやつなのかと気づかされる

健康の有り難さを知る 肌感覚で実感する

じゃあ二十代に戻りたいのかと言えば全然だ

酒も止めない 歌も歌う バイクも乗る 山も海も行く

壁にぶち当たってショボクレたりもする
でも生きることに疲れたわけじゃない

オギャーーーーーーとこの世に生まれた時に離陸したのだ


今度はバッチリ着陸してやるキメテやるってことだ

失ってみて初めて持っていたものに有難みを覚える

学ぶんだよ!
立ち向って学ぶ
壁にあたって学ぶ
別れて学ぶ
出逢ってまた学ぶ
勝って学ぶ負けて学ぶ
恥かいて学ぶ
挑戦して学ぶ
逃げて学ぶ
我慢して学ぶ
裏切られて学ぶ
願い叶って学ぶ
泣いて学ぶ

学べ!足りないんだよ!もっと学べ!学べよ!

だから生きることに疲れちゃあいないんだぜ
朝6時20分目覚めて朝日を見た時その感覚をいつも味わうんだ



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HONDA Z 1972 

2020-03-23 18:08:37 | 創作詩
コロナよりZに惚れた。

オヤジ達はトヨタコロナ2000GT。

僕は断然HONDA Zだった。

そしてその兄弟ともいうべき名車がもう一つ二つ上のお兄ちゃんともいえる

HONDA VAMOSだ。

小学校上がる前から軽自動車が好きだった。

ミニカーも軽ばっかりだ。

就職して月賦払いで買ったのがSUZUKI Jimnyだ。

親父からはいい歳していつまでも軽自動車なんて乗ってるな!とたしなめられた。

仕方なく日産スカイラインにした。

親の顔色うかがって車は購入するもんじゃない。

五十過ぎていいオッサンが今度買おうとしているのは

SUZUKI Altoだ。もちろんミッション。名車だ。

軽自動車に乗ってる男の人はチョット・・・・・とキャバ嬢に言われたことがある。

三十前のオレはしょぼくれた。

今は違う。

好きなものを好きな時に乗る。

じんかん(人間)五十年夢幻のごとく。

なぜ軽自動車が好きなのか。


知っている。


これは形を変えたパワースーツなのだ。

限りなく体に近い大きさ。それがKEIJIDOUSHA.。

このパワースーツを着用した時、わたしはアイアンマンになる。

そうだHONDA Zをいつか購入して箱根ターンパイクを攻めに行った時こそ。


わたしはIRONMAN Zになる。あばよ。



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ゆらぎながら生きるのだ 死んだとき揺らぎも止まる

2020-03-22 12:47:13 | 創作詩
肉体を見ている

他人のではなく自身の肉体の調子

腹の虫って奴は振り子のようにあっち行ってこっちへ戻ってくる

そして病気で倒れても人間の回復力で徐々に戻ってくるとき

良くなってきて悪くなる良くなってまた悪くなる・・・・・・・・・・

良くなっているが二回続いて悪くなるのが一回来る・・・・・・・・・・

一歩一歩前進じゃない

三歩前進したかと思えば一歩戻る

この時戻ったら自暴自棄になる頭来るイラつく

でも少しずつ進んでいるのだ

だけども後ろへ下がったことが頭から離れずに心が乱れる


この時に心と体に溝ができるギャップが起こる

俺がダメなのかと

俺はもいらないのかと

心が先走る

自分から暗い穴へ飛び込んでしまう

真っ逆さまだから頭を地上へ向けるのに骨を折る

酒を飲んでいるのに飲まれてしまうことに気づかずにいる

揺らぎながら生きていることを忘れてしまう

その時は必死だ 忘れてしまうのだ

でも必ず調子を戻す時がくる

ああ生きているのだ

悪かったり良かったりしながらだから死ぬまで生きているのだな

波がある 揺らぎがある

満潮がある 干潮がある

陰と陽がある

小さな生と小さな死がある

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