FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

至言だなと~村上龍の本より

2017-06-29 12:50:34 | 日記
疲れているだけでは人間は怒りださない。
プライドが脅かされる、つまり生きることに困難さを感じたときに人はおこりだすのだと…

「最後の家族」より


だとしたら生きることに不安を感じすぎたり、将来の見通しがつかないとか起こると

生き辛くなって苦しくなって尊厳も脅かされそうに感じたりして

日本中が怒りで充満するよなァ…

なんかギスギスした世の中になってる感じもするしなァ…

なんだか世知辛すぎる昨今、もっと明るく生きたいよ深刻にならずに。

もっと冷酷で非情な世界がやってくるような気もするけど、知恵と勇気と行動力でサバイバルしていく。

しかないよね。

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月と太陽。

2017-06-26 17:18:04 | 日記
陰陽。

-+。

影と光。

裏と表。…

…みたいな感じであまり(陰)の方が良いイメージが弱いのだけれども、

月の存在って重要だ。

それこそ太陽の存在と同じくらいに。

お月様っていうくらいなんだからやっぱり大切な存在。

月。つき。ツキ。

ツキは大切にしたい。

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SASARU ! 刺さる言葉 

2017-06-17 18:17:42 | 小説等感想


それでも僕は能力の許す限り真剣に、彼らの話に耳を傾けた。
理由こそわからなかったけれど、誰もが誰かに対してあるいはまた世界に対して
何かを懸命に伝えたがっていた。

(村上春樹:1973年のピンボール)


30年以上前。

SNSもブログもなんにもない時代にこの文章は予言している。


いや、言い方を変えればあの時代も今も人の本質って変わってないんだ。

みんな自分の話しを聞いてもらいたがっている。

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初独り暮らしの寂しさを吹き消した

2017-06-14 14:52:36 | 映画感想
地方の大学へ行くことになった時初下宿を体験。

一人っきりで眠るのに寂しくてラジカセを持って行った。

テレビは置いてなかった。

早春、未だ寒さも残るころ知らない街の夜をFM東京を聴きながら毎夜過ごした。

「ジェットストリーム」

城達也のナレーション。

30年以上前なのか…

友達も彼女もバイトもなんにもない時。

今も一人きりになると聴きたくなる。


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FRIGHT再び、映画「フライト」の肝とは

2017-06-13 18:11:12 | 映画感想
神業の操縦で100名の乗客を救ったのか?

アルコールとコカインの摂取で前代未聞の飛行機事故を起こした張本人か?

アルコール×コカイン中毒であることから目をそむけて生きて生きた男の転落と再生のはなし。

前のブログにも感想は書いたがまた書く。

観るたびにD・ワシントンの演技が凄い。

酒浸りとはまさにこれだ。

病院も自己申告制だから入院しない。

仕事もする。しかも技術と飛行機愛はずば抜けている。

やっかいだ。

これが本人自身の地獄だ。

つまり酒を断つという踏ん切りがどこにもつけない。

家族も恋人も傷つけて離れて一人きり。

いちばん言われたくない言葉「あなたは病気なの。病院にいってリハビリを受けて。」

認めたくない言葉。

オレンジジュースにウオッカをどぼどぼ足してがぶ飲み…。

大事故が起こる。

神の御業。

さあ、死んだ同僚に責任をおっ被せて罪から逃れて人として終わるのか。

自分の責任として、嘘をつき通した自分の人生に対して落とし前をつけるのか?

救われるということも多大なる犠牲を払う。

大切な人たちも傷つき犠牲になる。

試練を乗り越えるとはかくも難しい。

ジェット機のウルトラCは出来ても、人間としてもウルトラCはない。

受け入れること。認めること。自身と向き合うこと。そして少しずつ克服していくこと。

それをこの映画は静かに俺に教えてくれる。

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