FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

フェスタ栄通り商店会でーす!

2011-08-30 12:17:11 | 日記
来たる、9月4日(日)10:00~開催いたします~!

場所→中町第3分庁舎駐車場です。

焼きそば、焼きとうもろこし、その他楽しい出し物盛りだくさん。



勿論、パレードも開催いたします!

お待ちしております~!

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「海辺のカフカ」①

2011-08-23 14:43:14 | 日記

 僕にも詳しい説明はできない。でもひとつだけ言えることがある。それはある種の不完全さを持った作品は、

不完全であるが故に人間の心を強く引きつける- 少なくともある種の人間の心を強く引きつける、ということだ。[第13章]



 でも今にきっとわかるようになる。この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものには

だいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。

たいていの人はそのふたつを区別することができない。[第13章]




コメント (2)
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村上春樹ふたたび・・・・・

2011-08-19 18:50:33 | 日記
一番最初に手に取ったのが・・・・・



「中国行きのスロウ・ボート」だった。

大学受験の大事な時期に、ちっともやる気が起きず本屋で立ち読みしてなんとなく買った。

さして感動もせず、ショックも受けず、フ~ンという感じで

「風の歌を聴け」を購入。これもフ~ンという感じで後はそのままフェイドアウト。

「PLAYBOY」のインタビューを読んで、ジャズ喫茶を奥さんと経営しながら小説書いてんのかぁ~、フ~ン・・・

時々、目にしてもそんなテンションで読んでたくらい。

数年後に起こる、「ノルウェイの森」の社会現象級の話題も無視して読まなかった。

要するにあんまり好きじゃなかった。

ピンとこなかった。

でもこの人の好きな作家はジブンと少しだけ共通していた。

ジョン・アップダイク。

ジョン・アービング。

サリンジャー。

トゥルーマン・カポーティ。

そして、レイモンド・チャンドラー。

そう、レイモンド・チャンドラーなんだよなぁ・・・・



「ロング・グッドバイ」



「さよなら、愛しいひと」

なぜ今、チャンドラー?

だんだん、無視できなくなりました・・・・・

そして、この前の・・・

スペイン・カタルーニャでの、あの演説。



細かいことまでは憶えていないけれども、ナルホド確かに響いた。

ジブンはこの作家を誤解していたかもしれない。

偏見で見ていたのかも。

ジブンの浅はかさを反省した。

今は、これからスタートしています。






最近ビジネス本やら自己啓発本等に不信感を抱いているジブンとしては、よっぽど「役に立つ」気がします。

実用本ではないのですが、「広い意味」で役に立つんです。

社会で生きぬいていくには実用本で簡単に補えるほど単純ではないですよね当然。

でも複雑に絡み合って出来ているのかと思えば、意外とそうでもない。

本当はどうなのか?実のところ・・・

解答の用意されていない世界で、ジブンなりに解答を見つけて選択して決断して生きていく。

答えの手掛かりは内側にあり。でも、確実ではない。

そんな手探りの中で、コジン的に最高のツールなのかもしれない村上春樹は。

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「ツリー・オブ・ライフ」観に行く

2011-08-17 16:26:25 | 日記


テレンス・マリック監督作品。

キューブリック以上に寡作な映画作家だ。

ワーナーマイカルつきみ野で観る。

21:35から日付が変わるまで。





ストーリーはシンプルだ。

社会的成功をした建築デザイン設計士が、三人兄弟の二番目の弟の死をきっかけに

少年時代を思い出し家族を思い出し厳格な父親との葛藤を見つめなおすその先に何が待っているのかと、

内面の旅に出るような感じだ。





父親のブラピは、音楽家になりたかった男だが夢かなわず不本意ながら会社員をしている

典型的な高度成長期のお父さんの姿だ。

毎日が苛立ちを醸し出している、あくまで小さい家庭内での絶対君主で生きている。

自分の境遇に苛立ち、この社会に対して怒りと失望を感じている。

3人の子供を授かるが、父権を異常なまでに重んじる父親についていけない子供たち。

子供はそれでもこの規律ロボットのようなモーレツお父さんに愛してもらいたいと思うのだが・・・・

分かっていないお父さんの態度にだんだんと不信感が芽生えてくる。歪んでくる。



母はひたすら静かに見つめる。でもキツイでしょうね。滅入ってしまうね。

正論を吐き、力と威厳で押さえつけてくる人間と身近に暮らしていたら真面目に付き合っている周りの人間はおかしくなります。



俺が一家の家長だぁ!

誰のお蔭で飯が食えると思っているのだぁ~!

家族を経済的に支えているのは、この俺なんだぞ。

・・・なんて少しでも思ったことがあるお父さん方々は必見です。

しかし、一見難解に思えるこの大作は面白い演出でお説教臭くなく私に語りかけてくれるのです。

ああ、正しい間違いじゃないんだなと。

神が導いてくれている壮大な道筋に、必然的にも偶然的でも言い方は構わないが乗っかって行くしかないんだなということ。

そこでどうやって各個人個人が、本当に個人の問題として見つめて枯れるまで感じ通していくしかないのだ。

折り合いをつける。筋を通す。決着をつける。悟る・・・何でもいいのだが、ジブン一人で見つけなけばならないのだ。

父親の教えを守って、見事社会的経済的大成功を収めた長男のショーン・ペンの苦悩の表情。

次男の死に半狂乱になる母親。

ひたすらテレンス・マリックは押し付けがましい説明なしで見せつける。

ナショナルジオグラフィック級のリアル人類創生・地球誕生シーンをバンバン盛り込みながら感じさせるのだ。

破壊と再生。

死と復活。

絶望と希望。

陰と陽。

影と光。

ショーン・ペンは超高層スカイツリーにエレベーターで昇りながら天空を見つめる。また実に悲しげな顔が似合う男。

しかし、最後はスカイツリーから降りてくるのだ。

映画の場面は、その裏に隠された真理のメタファーが現れる。

彼は天国の門の手前まで行き、全てを見つめて答えを出したのかもしれないしそうでないかもしれない。

でも彼はまた現実の社会に戻っていくのだ。帰っていくのだ。

これは「再生」だと感じた。

希望に満ち溢れているわけじゃない。でも、やるんだよ。戻るんだよ。

そんな気持ちできっと娑婆に戻るんじゃないだろうか。

でもそれで良いんだよ、というところで映画は終わる。

聖書が身近でない日本人にはいま一つピンとこない映画かもしれない。

「ヨブ記」を知っていないとストーリーに戸惑うかもしれない。

とは言っても自分だってそんなに詳しいわけじゃない。

父と子の葛藤は、そのまま神と人間のそれと同じだ。

でも父親に対する気持ちや兄弟に対する気持ちは、アメリカ人も日本人も関係ないから

普遍的なテーマなのだ。

普段からくすぶっている解決しない疑問を抱えているジブンにはとても良いヒントを与えてもらった

気がします。観てよかったです。

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ジョン・カーペンター監督

2011-08-14 18:44:11 | 日記


これを作った人が今度・・・・



これを作りました。

ひ~じょ~に~!楽しみで~す!

もうすぐ9月17日封切予定。

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