正直山荘_別館

正直山荘で載せていない、日々の出来事や写真の紹介。

干支にちなんだ四字熟語 駑馬十駕

2014年01月01日 | 書と篆刻
 新年あけましておめでとうございます。
 毎年、年の初めに備え干支にちなんだ印を作製しております。
 今年の干支はなので、駑馬十駕(どばじゅうが)を刻しました。
 よく知られている馬の入った言葉は塞翁が馬ですが、四字の中に馬が3つも入っているこの熟語が気に入りました。 
 意味は、才能が余りない者でも、努力をすれば才能をある者に並ぶことができるというたとえ。
 出典は、荀子の修身篇から。
 驥一日而千里、駑馬十駕、則亦及之矣
 驥は一日に千里を走る駿馬だが、駑馬(のろい馬)でも十日も走れば、驥の一日分の道のりを行く事ができる。
 篆刻を始めもう20余年経ちますが、いい加減に続けているのでなかなか上達しません。
 それでも、飽きずにやっているとなにがしか得るものがあるようです。
 だんだんコツが分かるような感じになってきました。
 あまり努力していないので駑馬三十駕ぐらいでしょうか?