こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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もうすぐ事例発表会

2010-11-11 23:45:54 | 訪問看護、緩和ケア
横浜市訪問看護連絡協議会主催の事例発表会が、16日に開かれます。

各ステーションの訪問看護師はもちろん、病院関係、ケアマネなども含め、すでに100人の定員を超える申し込みがあり、担当役員は対応に追われています。

私はといえば、在宅緩和ケアの事例発表をすることになっているのに、抄録出したらもうすっかり終わった気分になってしまって・・・。
そろそろ気を引き締めて、最終チェックしないといけません。

それにしても、今回初めての事例発表会なのに、こんなに盛り上がってしまって、大丈夫なんでしょうか。
講評も、横浜市立大学の地域看護学教授田高先生にお願いすることとなり、あまり恥ずかしい発表は、学生の受け入れ先としてもできないな・・と。

とはいえ地域の中核病院からの出席者も、ケアマネさんも多数参加するので、ぜひとも訪問看護の魅力と効果をお知らせせねばなりません。

全国でいえば、訪問看護の知名度もまだまだ低く、東京、神奈川、大阪、名古屋などの大都市以外では、1県に10か所程度しか訪問看護ステーションがないところも多く、さらに地域でわければ全くないところのほうが多い状態のようです。

ちなみに横浜市は、連絡協議会の会員だけでも140以上あり、神奈川県でいえば300以上あるようです。
ただ、2人とかで頑張っているステーションも多く、常に開業と閉鎖とが繰り返され、流動的なのも問題ですが・・。

いまだに地方へ行くと、病気=入院が当たり前で、在宅で看取るなんていうと「病院にも入れない非情な家族」などと親戚から攻められたりする事も少なくないそうです。

それが横浜では、訪問看護の事例発表会にこんなに集まるなんて、やっぱり恵まれているのだなぁと改めて思います。

11月29日には、瀬谷区でも高齢者の介護者向けにセミナーがあり、安全で体に負担のない移動の仕方などを、PTさん、オムツ交換の方法を私が行います。
この時には、まだまだ知られていない訪問看護についても、少しお話しする時間を頂いています。

今後の高齢化を考えればなおさら、待遇改善もすすめながら、訪問看護を全国展開できればいいなとおもいます。