こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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瀬谷区ケアマネット 訪問看護交流会

2010-10-14 23:36:53 | 訪問看護、緩和ケア
今日は瀬谷区ケアマネットで、訪問看護とケアマネさんとの交流会を行いました。

いろんなケアマネさんが、各訪問看護ステーションのテーブルを、時間を切って回るという方法で、なかなか面白い趣向でした。

私は、患者さんの退院前の病状説明を聞きに、ご家族と一緒に病院へ行き、大幅に遅れて会場についた途端緊急電話で呼ばれ、バルンを入れ替えて折り返し、やっと参加することができました。ぜーぜー

結局は、いつもお世話になっているケアマネさんとのお話が多かったのですが、お互いの要望も言えてよかったかなあと思います。

施設系のケアマネさんに、「うちの利用者の方は、みんな軽いので、訪問看護の必要な方はいないんです。それに、どのタイミングで訪問看護を入れればいいのかもわからないし・・。」と言われました。

「いやいや、べつに医療ニードの高い人とか、処置が必要な人だけが、訪問看護の対象じゃないんですよ。内服がうまく自分で管理できなくなって、病状が安定しない人とか、予防的にリハビリや病状観察が必要な人とか、お話しするだけで安心したり安定する人もいるんですよ。
うちだけじゃなくて、どこの訪問看護ステーションでも、電話くださればいつでも相談にのりますし、相談だけで別に無理に訪問看護入れなくても、そういう使い方してくだされば、いくらでもご協力しますよ。」とお伝えしました。

やはり、訪問看護って周知されていないんですね。さみしい・・・

でも、いつでもどこのステーションでも、相談だけでもOKということはお伝えできたので、よかったです。

ところで、その前に退院前の病状説明をした医師の話のなかで、なるべく早い退院を勧めるにあたって、いい感じの説明をしていました。

「ベットがないからもう退院してください。」とか「これ以上ここでやることはないので家に帰りましょう。なるべく早く。」みたいな説明が多い中で、本音はともかく「時間が限られています。明日帰らなければ、帰る機会をなくしてしまうかもしれない。週明けにと思っていても、日曜日に病状が悪化するかもしれない。今が一番いい時です。この大事な時間を無駄にしないように、なるべく早く家に帰してあげたいんですよ。」って言ってました。
ご家族は、いたく感激していましたが、奥さんが体調悪いので週明けにお返事を・・といったら、「時間が残り少ないので、急ぎましょう。」って・・。

確かにそうだとは思う・・でも週明けにしてあげてほしかったな・・と思ったりもして。

でも、こういう言い方は、同じ退院を促すにしても優しいなと思いました。
そして「いつでも戻ってこれるよ。」とも・・。

とても不安の強い奥様なのですが、この先生なら在宅医につなげなくても大丈夫そうだと安心しました。(なにしろ、何回も繰り返し、嫌がらずムンテラしてくれましたし・・)

当たり前のことだけれど、話し方は患者さんを不安にもさせるし安心もさせます。
タカビーな医師や看護師もまだたくさんいますが、全体的にはだいぶ変わってきたように感じます。
いいことですよね。


話はガラッと変わりますが、11月から看護師ひとりゲットです!うれしいー。

でも、も少し余裕がほしいんです。
で、看板を作ってもらいました。

前の道路からでも、郵便局からでもよーく見えるすごく派手なやつです。
  
全体にピンクな感じがちょっと怪しいものの、とにかく目立とうということで、こんな看板になりました。

効果を期待しています!