京都史跡探訪１６－５

今日は今年度５回目の京都史跡探訪で南禅寺探訪でした。藤堂高虎が寄進したといわれ石川五右衛門の「絶景かな」という名台詞で知られる三門が集合場所でした。

今井先生から全般の説明を聞いた後、枯れ山水の方丈庭園、赤レンガの有名な水路閣（琵琶湖疎水の分線）をくぐって亀山天皇がつくられた離宮南禅院、庭の池に睡蓮の白い花が咲いた天授庵と巡りました。

さすがに京都禅宗五山の筆頭寺院だけあって何処もなかなか素晴しい環境でした。先日訪れた東福寺同様紅葉の時期にまた訪れてみたいところです。

サイハイランが今年も咲きました

サイハイラン（采配蘭）が今年も咲いてくれました。１０年以上前に庭の日陰に植えておいたものです。

昨年１０年ぶりで花が咲き、今年も同様綺麗に花が咲きました。今年は花の時期が早めですが、この花は去年と全く同じ時期に開花です。

越冬した一枚葉の根元から一本の茎を真っ直ぐのばして咲いた姿はまさに戦国武将の采配に見えます。やはりランは素晴らしいです。

伊吹山頂エコツアーガイド

　

　

今日は今年最初の伊吹山エコツアーガイドを行ってきました。伊吹の会で何時もお世話になっているFさんと一緒に関東から来られたCT社のツアーで２４名を案内しました。

同社のこのツアーは昨年から、２泊３日で滋賀県の観光地を巡られ、コースの最後に伊吹山の山頂散策を入れていただいているようで、夏場だけでなく春から秋までコンスタントに組まれています。

案内は８合目の駐車場から頂上まで。高齢の方もいらっしゃり、４名は途中でバスに戻られましたが、２０名は西遊歩道から一等三角点の頂上まで登られました。そして帰りは中央道を下りました。

花のシーズンには少し早い時期ですが、紫色で綺麗なグンナイフウロと白く清楚なクサタチバナの花が咲き始め、そこそこ花を楽しんでいただけたと思います。

お天気は風が微風で、適度な気温ですがすがしかったのですが、眺望はいまいちでした。
今日のサプライズは最後の写真です。（下山道で出会った後ろ姿の犬ではなくきつね。）Fさんの話ではかなり人慣れしていて駐車場と頂上の間ををうろついているらしい。

全員無事バスまで下りられ、帰途につかれました。花はまだ少なかったですが、伊吹山の自然の素晴らしさを感じていただけたと思います。

ユリの木の花が咲きました

　

この木の花が気に入り数年前に苗木を畑の外れに植えておいたら、成長が早く４年目くらいで一昨年花が咲きました。

昨年は強剪定をしたので、花は付けませんでしたが、今年また花が咲きました。
淡いクリームイエローの花はなかなかいい感じです。

花名はユリノキというより別名のチューリップツリーの方が似合うように思います。葉っぱを見るとまさに半纏木です。

樹高がまた４ｍくらいにもなってしまいました。いったい何処まで高くなるのか。今年も剪定が大変になりそうです。

滋賀県の野生ラン写真展

野山を歩き植物観察をしていて出会うと嬉しい花の一番はランではないでしょうか。先日NHKローカル番組（滋賀県版）で紹介されていました。東近江市の能登川博物館で野生ランの写真展が開かれていると。

今日鑑賞に行って来ました。作者はワイルド池本（義雄）さんとおっしゃる方でした。
滋賀県には７６種の野生ランがあるようですが、そのうち５８種の写真を展示されていました。

「地生ラン」「腐生ラン」「着生ラン」とカテゴリー別に展示されていましたが、どれも素晴らしい写真でした。特にほとんど出会ったことのない着生ランには興味をひかれました。

私的にも植物観察を始めてから見たランの写真はすべてストックしています。おそらく４０点くらいだろうと思います。今シーズンも新たに２種のランに出会えました。ここらで一度整理してみようと思っています。

そしてまだ出会っていない花を追い求めたい。そんな思いに駆られた一日でした。