北海道東百名山３座目雌阿寒岳も雨中登頂３座完結

いよいよ今回道東百名山３座登山ツアーの最終日となりました。今日は下山後に入浴昼食後、新千歳空港から帰らなければならないので、タイトな日程でした。

そのうえ今日も朝から雨、雨、雨。４時に阿寒湖畔の温泉旅館を出発。登山口までバス移動し、５時からまだ乾き切っていない合羽を着て登行開始。

今日の山は雌阿寒岳(1,499m)。百名山ツアー登山者が多い標高差730mの直登コース。この山は頂上手前が馬の背となっていて暴風が吹く場合があり、危険な時はそこからの下山もありえるとの説明。

今日は雨は降っているが、風はそれほどでもない。ハイマツ帯を抜けた９合目手前で、ガイド氏から耐風姿勢のレクチャーがあり、もし危険と判断した場合はフォイッスルを２度吹くので、その場合はその場から撤退するという説明あり。

説明を聞いた後、馬の背に入る。(最後の写真)時折10m以上と思われる突風が吹くが、ガイド氏よりフォイッスルは吹かれず、８時ちょうどに２０名全員登頂を果たす。

早々に記念写真を撮って下山。２０名の中に今回の雌阿寒岳で百名山達成者が２名いらっしゃったとのこと。(どおりでみなさん元気な方ばかり。)

今、新千歳空港搭乗ロビーでパソコンたたいています。１座の素晴らしい登頂と２座の苦行登山。どれも記憶に残るであろう素晴らしい登頂でした。3の喜びを得ました。

北海道東百名山2座目斜里岳は雨中登頂

　

　

今日は北海道百名山２座目の斜里岳トライでした。が、良い日は２日と続かず今日は大雨中登山となりました。しかも、今日のコース上は渡渉が何か所もあり、登りから靴に水が入るような状況でした。

さらに、本来は滝を巻く旧道コースを登る予定だったのが水かさが多すぎるので、新道コースに変更されました。これが激登り、ピストンなので、下りはさらに大変でした。まさに、苦行登山でした。それでも頂上（1,547m）まで何とかとどきました。今回の参加者２０名はさすがにつわ者ばかりです。

ガイド氏いわく、こんな日には普通は山に登らないと。でも高い参加費を払って百名山ツアーに参加したからには登りたい。ということで、何とか達成できて良かった。
今日の標高差は、850m強（羅臼岳より500mも少ない）なのに下山タイムは今日の方がかかりました。

水かさがさらに増した１０カ所の渡渉（というより沢下り）と泥みちと化した新道の激下り。おそらく長く記憶に残るだろう斜里岳登山の１日でした。

道東百名山1座目 羅臼岳無事登頂

　

　

昨日は実バス乗車７時間の長旅で宿の知床「地の涯」（チノハテ、インパクトのある名前）に到着。羅臼登山基地の宿のようですが、いいホテルでした。食事も豪華（下部の写真）

今回このツアー参加者は20名。出発は4時半、ホテルの裏が登山口でした。ヘッデンをつけて出発。心配のお天気は嬉しいことに大好転。歩き始め最初は曇ってましたが、頂上はピーカン。

9時４５分、5時間と１5分で、標高差1,400m余の登りを終えました。かなり良いペースでした。硫黄岳へと続く知床連山を背景に素晴らしい頂上写真となりました。

まさに『百の頂に百の喜びあり』。道東百名山1座目は最高の登山の日となりました。

新千歳から知床へ北海道バス縦断

羅臼、斜里、雌阿寒、道東百名山登頂ツアー参加で昨日から北海道です。

新潟のツアー会社のため、本体は今朝一番の飛行機でこられ新千歳空港で9時に合流。

それから今日の宿、知床岩尾別温泉まで北海道縦断の長いバス旅。先ほど最後のトイレ休憩を摩周湖近くの道の駅（最後の写真）で済ませ、宿到着は17時になるよう。

心配のお天気は午前中は雨もなく、最初の休憩十勝のSA（本州のPAより小さい）から日高山系も見えました。この山なみの中に幌尻岳も？（2枚目写真）

お昼は海鮮釜めしをバスの中で、仕込んでおいたサッポロクラシックとともにいただきますました。なかなか美味しかった。（3枚目写真）

2回目の休憩は高速道路を下りた足寄の道の駅でした。あの松山千春の出生地のようです。（5枚目写真）

3回のトイレ休憩のみで日中8時間のバス旅とは。北海道は広い。

半年ぶりに北海道遠征

半年ぶりに北海道へやってきました。この夏メインの北海道東百名山３座登山ツアー企画への参加です。

一昨年、昨年に続き夏（今年は遅い夏）の北海道も3度目です。何時もの通り関空からピーチで飛びました。

札幌着は19時をまわりましたが、駅から延びている何時もの地下道を歩き、昨年からひいきにしているジンギスカン屋で一杯。（冷凍肉でない生肉ジンギスカン、やはり美味しい。）

すすきの交差点のニッカおじさんの写真を撮ってそこから１駅地下鉄に乗り、中島公園駅近くのホテル（ホテルノースシティ）に入りました。

このホテル3カ月前におさえたのですが、その時点で札幌駅前はすべて満室。やっととれたのがこのホテルでした。料金も冬の1.5倍。やはり夏の北海道は割高のようです。

ツアー会社はP社ではなく、新潟に本社のあるTM社。昨年伊吹山に来られたこの社のツアーのガイドをさせていただき、この社のコンセプトに共感したからです。

本体の参加者は、明日１便で新潟から新千歳空港へANAで来られます。私は朝空港で合流します。もちろん、往復の飛行機代は参加費から引いていただけました。良心的です。

羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳。昨年登った利尻山に続き今年プラス3座をという狙いですが。どうも天気は芳しくないようです。直前に上陸した３台風による大雨の影響も心配です。

とりあえず明日は、新千歳空港から一日がかりで知床岩尾別温泉の宿まで移動する予定。
今回は少し暗雲が漂っている雰囲気です。