キチジョウソウ

一昨年ホームセンターで売っていた株を鉢植えで育てたけれど花は咲かなかったので、昨春庭のマテバシイの下地に植え替えてみたらこの秋に知らないうちに咲いていました。

一見ランのようですが、ユリ科の花です。園芸植物かと思っていましたが、図鑑では関東地方以西九州まで分布しているようです。自然のフィールドに咲いた花も何時か見てみたいです。

花が咲くと吉事があるという言い伝えが名前の由来だそうですので、なかなか縁起も良さそうな植物です。

花はかなり地味ですが、何より花の少なくなった秋に庭木の下草の花としてとても良い感じです。

スズメバチの巣

　

　

『基本的にスズメバチは性格は攻撃的ですが、危害を加えない限り、こちらを攻撃してくることはありません。なので、巣が作られた場所によっては、何もしないほうがいい場合がほとんどです。』

ネットでスズメバチの事を調べたら上記の説明があがっていてほっとしました。普段はあまり気にとまらないのですが、役柄自治会の区域内に２カ所もこんな大きな巣ができてしまうと見逃すわけにいきません。

１つ目は、老人憩の家の軒裏ですので、ほとんど影響がなく、寒くなって蜂の動きがなくなるまで放置することにしました。

もう一つは、区墓地の外れのコナラの木のかなり上方にできていました。直下の道がハイキング道となっているため、ハイカーが市へ知らせてくださってわかりました。

普通に歩けば、おそらく襲われることはないでしょうが、通報があった以上、何らかの処置をこうじない訳にはいきませんので、市の所管課の担当者と立ち会って、手前の道の脇（墓地）に看板を立て注意喚起をすることにしました。

自治会の長には様々な要望の連絡が入りますが、改めてスズメバチの習性について勉強する機会となりました。スズメバチの活動は最長でも１２月初めまでのようです。

献血

今日は一日予定が空いたので、写真の施設へ献血に行ってきました。私が退職前の３年間勤務した施設です。

といっても、この新しい建物に入れたのは２カ月間弱でしたが。退職した昨年は年末までに３回協力しました。今年はなかなか日程がとれず今日になってしまいました。

これだけ科学が発展しても、血液は未だ人工でつくれないものです。６９歳まで献血は可能です。あと８年で何回協力できるか。

まずは、自分自身が健康でないとそれもかないません。献血ができる健康な体であることに感謝してこれからも続けていきたいと思っています。

史跡探訪（27-９）

　

　

今日は秋晴れの下、今年度９回目の史跡探訪でした。地域は、同志社大学のある烏丸今出川と鞍馬口の間の１宮３寺でした。上御霊神社ー慈照院ー大光明寺ー瑞春院とまわりました。

上御霊神社は、桓武天皇平安遷都の際、早良親王の神霊を現在の地に祀られたのが最初のようで、古来より疫病除けの霊社として有名になったようです。

慈照院は室町時代に在中禅師が建てた渋い建物でした。
大光明寺は臨済宗相国寺境内の塔頭（たっちゅう・仏教用語で寺院のなかにある個別の坊の意。）で、本堂前に竜安寺擬きの白砂枯山水の庭があり趣ありました。

最後の瑞春院は作家水上勉が９歳のとき、ここで得度し、後にこの寺の襖絵をモデルにした「雁の寺」がベストセラーとなったことから別名を「雁の寺」というようです。

今日もとて勉強になった一日でした。

ツワブキ

昨日までの３日間は近しい親戚の方が亡くなられお通夜、お葬式とその準備の日で過ぎてしまいました。

新潟と長野の県境にある百名山へツアー参加で登る予定でした。紅葉のタイミングを狙ってのツアー企画。お天気が良かっただけに惜しい思いが抜けきれません。

肉親に近い人が亡くなっているのにこんな思いになるのは、不謹慎なんでしょうが、そんな思いになるのも人間の弱い性でしょうか。慶事は予定がたちますが、弔事は時を選ばないものですね。

今日は朝から自治会の行事がありましたが、午前中で終わり午後から久しぶりに時間が取れたので、庭や畑の作業をしました。

家の中庭にはいつの間にか「ツワブキ」が満開となっています。キク科のこの黄色い花は、日本の秋庭にとても良くマッチするので気にいっています。