すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ウソで逃げるアベ政権とシベリア抑留者

2017年06月05日 | 日々思うこと

第二次世界大戦末期の1945年に旧満州(現中国東北部)でソ連軍に捕まり、シベリアで抑留された日本人男性がロシアで生存していることが新たに判明です。抑留者のほとんどは56年12月までに日本へ帰還でしたが、外務省の資料によると約1000人がソ連に留まったとされています。

その北海道出身の89歳の男性が初めて日本メディアの取材に応じ、「あと2カ月で90歳になってしまう。時間は残されていない。死ぬまでにもう一度日本をこの目で見たい」と話していることが伝わりました。戦後72年間も生き抜いてきた抑留男性の願いを政府間の話し合いで叶えてあげてと願わずにはいられません。

写真は先日の強風で倒れかけたつるバラ、こちらは以前隣りの畑の塀沿いにあったもので、場所を変えながら通算30年以上も風雪に耐えて生き抜いています。

そしてシベリア抑留といえば故人となった村山常雄さんを思い出します。私の叔父(父の弟)も村山さんの手がけた抑留者名簿で消息が分かりましたが、生き抜いて帰国することができずシベリアの大地で眠る叔父です。いま村山さんがお元気ならば「まだ戦争処理は終わっていない、平和を守れ!」と叫ぶことでしょう。

ところで今日の衆院決算行政監視委員会、加計学園問題で文部科学省に「官邸の最高レベルが言っている」と伝えたとされる内閣府文書が、文科省内の職員でメールが共有されていたことが判明です。松野文科相は野党の再調査要求を拒否ですが、もうここまで来ると前事務次官の前川氏の証人喚問で真実を明らかにするしかないはずですが・・・。

またアベ首相の友人でもある同学園理事長が、2013年5月の首相のミャンマー訪問の際に政府専用機に同乗していたことも明らかになっています。ウソで塗り固め逃げ惑うアベ政権、国民への説明責任も拒否の肌寒い終日です。

※1日付け、カフェ「びんのかけら」の見事なバラ、上越の娘から“盗撮”と言われてしまい近日中にお侘びに出かけようと思います。


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