すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“新しい時代”へ向けての県議選と原発問題と

2019年03月30日 | 地震・原発

昨日は第19回統一地方選県議選の告示で、“新しい時代”へ向けての政治決戦がスタートですが、糸魚川選挙区では平成17年の合併から無競争です。合併前の旧能生町青海町では平成になって一度も県議選がなく、旧糸魚川市では確か平成7年に行われたものの、今日に至るまで無投票当選が続いています。

そんなことでポスター掲示板も寒空の中で黒姫山を背にして寂しそうで、これでは「県政に活力を!」とはほど遠く“精神眠っている街”といわれても仕方がないようですが、お隣りの上越市選挙区は熱くなっています。 

ところで柏崎刈羽原発再稼働について、新潟日報社の候補者へのアンケートで有権者とのズレがあることが伝わってきます。29日付け社説「課題解決へ明確な主張を」、『東京電力柏崎刈羽原発の再稼働には、立地自治体の首長と議会の同意が必要だ。県議会もいずれ同意するか否かを示さなければならない。
 6、7号機は17年、原子力規制委員会から新規制基準適合とされた。国の検査などを通れば再稼働の準備が整う。今回選ばれる県議は任期中に再稼働の判断を求められる可能性がある。気がかりなのは、新潟日報社が立候補予定者77人にアンケートを行い、「判断できず」との回答が40人と最多だったことだ。明確に賛否を示したのは半数に満たず』と・・・。

さらに『このため「県の検証結果が出ていない」という理由で「判断できず」とした回答者が多かったが、これでは有権者の判断材料となり得ない。
 候補者には原発政策への見解や、現時点での方向性などできるだけ自らの考えを示すよう望みたい。』としています。原発再稼働について県民の関心度が高く、これで“新しい時代”への新潟県議会になり得るのかと首を傾げてしまいます。

花冷えの今日の午後、市内をあちこちへと出かけると、国道148号沿いのインターチェンジ近くの数本の桜が開花です。ここは国道を挟んでセメント工場のキルンの暖かさで市内でも一早く咲き出し、今年も桜は裏切ることなく満開に近い状態です。

深夜からの朝まで生テレビ「激論!原発と日本のエネルギー政策」では、パネリストらの意見の食い違いに改めて驚きです。誰一人として責任の負えないものをまだ使えるからと動かそうとすることや、福島第一原発事故の燃料デブリの取り出しが不可能に近いことなども伝わってきました。

また飯田哲也さん(NPO環境エネルギー政策研究所所長)や吉原毅さん(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟会長、城南信用金庫顧問)の新たな情報での主張が光っていましたが、自民党国会議員ら原発推進論者の呆れる言い分に憤りを覚えながら珍しく最後まで視聴です。パネリスト顔ぶれです。https://www.tv-asahi.co.jp/asanama/sphone/theme/0151/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。