新型コロナウイルスのことが続きます。集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省の職員の多くが、船内での業務を終えた後、ウイルス検査を受けずに職場に復帰していたことが分かり、22日までに乗船した職員を検査することを厚生労働省は決めました。
一方で、乗客にもっとも近いところで活動した医師や看護師は症状がなければ検査の対象から外す方針で、感染症のプロであっても感染する可能性は否定できず、医療関係者も含め検査するよう見直すべきではないでしょうか。
また、厚労省が新型コロナの最新検査法を導入しないというので驚きです。これは「スイスの製薬会社『ロシュ』が開発した遺伝子検査キットで、喉の粘膜をとればいいだけの簡単なものもすでに実用化されていますが、しかし日本政府はなぜか頑なに導入していません。
その理由は、厚労省が検査方法を独自開発するために予算をつけ、公共事業にしたからで、最初からロシュの検査キットを使っていれば、クルーズ船の感染拡大をもう少し抑えられたかもしれないという、ナビタスクリニック理事長の久住英二さんも、厚労省の“不手際”を指摘です。 https://www.news-postseven.com/archives/20200221_1543357.html
そういえばワクチンに関しても、国内のワクチンメーカーは厚労省の天下り先なので日本で作ろうとしており、なぜ海外のメーカーと協力体制をとらないのか国民の健康を省みないため、あらゆる対応が後手に回っている点も気になる三連休の終わりです。