すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

大河ドラマと日本を憂う司馬遼太郎氏の言葉

2018年08月19日 | 日々思うこと

日曜夜のNHK大河ドラマは滅多に見ないのですが、今回の『西郷どん』は林真理子原作で脚本が中園ミホとあって、女性が描く西郷隆盛や明治維新はどうなのかなあと思いながら視聴しています。

このところ坂本龍馬や桂小五郎も登場して、今夜は第31回「龍馬との約束~倒幕の切り札は長州!」で一段と興味深くなってきましたが、結局は国の“主導権争い”の内乱であったのかもしれません。

ところで司馬遼太郎さんの著書には西郷隆盛のことが随所に出てきますが、『竜馬がゆく』(1968年NHK大河ドラマ)では描き方が少し違っていたように思います。また司馬さんは単なる歴史小説家というよりも哲学者のようで、『坂の上の雲』(2009年秋〜2011年秋 NHKスペシャル)でも常に日本という国のあり方を問いかけていたことが伝わってきます。

司馬さんは日清日露戦争が美化されることで、この『坂の上の雲』の映画化を拒んでいたそうですが何となく分かる気がします。そして平成の終わりの危うい国の今だからこそ、もう一度、司馬遼太郎さんの言葉に耳を傾けたいと思い、YouTube 動画(約9分)を視聴です。https://www.youtube.com/watch?v=sSNV0Mnh-WY

夕方、帰宅途中にいつもの姫川堤防周辺を回ってみると、田んぼの稲穂のいい香りが漂って稲刈りが近いことを感じます。農家ではないのですが、どうも穂の実りが少ないように見受けられますが気のせいでしょうか。

今日の糸魚川の最高気温は27度と、めっきり涼しくなって夜には20度を下回る肌寒さで、今度は風邪をひかないようにと気をつける日曜の夜です。


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