すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

テキサス州から届いた床板

2013年11月15日 | 日々思うこと

2015年春の北陸新幹線開通を前にして新駅舎の工事も急ピッチで進んでいますが、いまひとつパッとしないのが街なかの商店街です。後継者不足もあることからシャッターを閉じたままの空き店舗が多いのですが、これといった得策もみえません。そんな中で駅から徒歩0分のビル1階にユニークなカフェ&パブが9月頃にオープンしました。女性のための情報誌「月刊新潟こまち」や「Komachi web」でも紹介されていますが、すべて手づくりの多国籍メニューや食材、コーヒーにもオーナーこだわりの素敵なお店です。

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ゆったりとした空間で均一的でないイスやテーブルにも温もりがあり、何よりも床材に凝っています。建物を新築するときに内装材で一番こだわりたいのは壁材よりも床材で、リフォームや店舗設計でも同じことです。実はここのお店の工事中にも一度訪れていますが、そのときにコンクリート床の上に置かれた埃だらけの床材をみて、私は「この上に何か貼るの?」と聞いて恥をかきました。何でもテキサス州の築100年以上の古い教会の床板で、仕上がってみると多くの人々が祈りをささげたであろうその重厚さと歴史を感じます。TPPで押し寄せる食料は考えものですが、こうした心にくい配慮はまた格別です。

また近頃、香り高い美味しいコーヒーを入れるお店が少なくなって、「こんなまずいコーヒーなら家に帰って飲もう・・・」と思うことも度々です。心が重くなっている昼下がりに友人を誘ってお店へ・・・、私のお気に入りはオーガニックのモカコーヒーで、とても丁寧に入れてあるので満足度の高いお店です。


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