すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

歴史的な勝利の県知事選から一夜明けて

2016年10月17日 | 地震・原発

昨夜は米山知事の誕生で興奮して眠れず、参院選挙よりも嬉しかったという人が多かったようですね。新潟から深夜、上越事務所へ駆けつけてくださった新知事を紙ふぶきで歓迎のママたち、政党の共闘だけでなく市民の立ち上がりが新たな政治に大きな希望をもたらした新潟県知事選でした。

選挙戦の終盤の森候補の質の悪い法定ビラもさることながら、土曜日の上越市では自民党県連ぐるみで公職選挙法違反の繰り返しでした。届け出の街宣カー以外の車で拡声器を使って候補者の名前を連呼して走行し、選挙管理委員会でも違反行為であると確認しながら、警察当局は完全にスルーだったそうです。

それでも上越事務所はがんばり抜き、参院選挙の時の8千票を上回る9千票を超える大差につなげ、全県での米山候補は森たみお候補を6万3千票を超える大差でした。これは新潟にとどまらず全国各地での野党と市民の共闘への、新たな政治に大きな希望をもたらす歴史的な勝利でもありました。

また米山知事は票のために「原発に慎重」になったのではなく、福島原発事故後のこの5年間、放射線医として物理的な観点で見ていく中で変わり、「守りたい命がある、守りたい未来がある」の県民の思いを受けとめながら大きく成長していかれたと思います。そして新潟の勝利は国のエネルギー政策や、原発立地自治体の原発再稼働へ与える影響も大きいことでしょう。

新潟県議会では自民党議員が大半を占める中、正式の与党議員はわずか4名ですが、泉田知事を孤立させてしまったことを教訓にして、これからは県民としてしっかりと新知事を支えてゆかねばと痛感の一日の終わりです。


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1 コメント

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おめでとうございます。 (けんもち)
2016-10-18 06:53:13
良かったですね。
またいちだんとハッスルしましたね。でもその勢子さんのパワーが、上越では賜物だったのだと実感。お疲れさまでした。 ところで気になったのですが、民進にいがたの数は、結局含まれず、社共と無所属の池田さんだけが与党ということなのですね?ということは、新潟県の不思議な現象をみたような気がします。だって、県議会は、群馬とさほど変わらないのに、国政や首長選は、なんでこんなに有権者は反保守になれるんだろうと、感心してしまいます。
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