すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

マージャンで甦る脳と台風15号と

2015年08月26日 | 日々思うこと

孫たちの長かった夏休みも終わりになり、いよいよ28日金曜日から2学期のスタートです。昨日の昼どきは上越のFさんと大和川地区の食事処「さくら」で合流し、思わぬことに友人Kさんもご一緒できることになりました。Fさんは長年、上越市内の福祉施設に勤めていたこともあり、介護分野で幅広く活動するKさんが加われば話題は先ず福祉問題で、この日は原発再稼動や安保法案にも広がりあっという間に時間が過ぎてゆきました。

久しぶりにお会いしたKさんは自宅で高齢のご両親と夫の3人の介護をしながら県内外を飛び回る忙しさですが、畑で収穫したというゴーヤや一口メロン(まくわ?)、そしてゴーヤの佃煮などをいただきました。ゴーヤの佃煮は珍しく、何でもワタを取って細かく切ったゴーヤを一日干して、ちりめんじゃこと削りかつおとゴマを混ぜて作るそうで、ゴーヤの苦手な私も夕食に美味しくいただきました。

ところでKさんのお連れ合いさんは私と糸魚川高校の同級生で、9年前に職場で倒れてからは半身不随の車椅子生活を送っています。この4月に開設したディサービス「ひのき」も利用し、毎週一回ここでマージャンを楽しんでいるというので驚きました。「ボクが行かなければメンバーが足りないから・・・」と張り切っているそうで、一度壊れてしまった半分の脳も甦るのではと思いました。Kさん曰く「昔、乗ったことのある自転車を何十年か経過して、また乗れることと同じよ」と、なるほど・・・。何よりも笑顔で“生きがい”をみつけで楽しんでいることにホッとし、何事もあきらめてはいけないことが伝わりました。

局地的に猛烈な雨と風をもたらした台風15号は、25日夕方には日本海南部を北上で、北陸新幹線の上越妙高と黒部宇奈月温泉の間もストップで、糸魚川も南東の突風です。「さくら」の後はあちこちへ立ち寄って夕方家に戻ると、庭の植木鉢などがひっくり返ったり木の枝が折れたりして、夜には家も壊れんばかりの暴風でした。

一夜明けた26日朝、台風が過ぎ去ったあともまだ強い風ですが、近くのデンカ社単身アパート工事現場では3階部分のコンクリート打設です。2日前に事業者から「ご近隣のみなさまへ」、「当日は大型生コン車が70台ほど往復・・・、作業の騒音等ご迷惑を最小限に抑え、安全を確保して・・・」の文書が配布されました。ところが台風の影響で周囲の防音シートもご覧のような状態の中で作業が進められています。まあこの程度の騒音はガマンができますが、安保法案については国会中継をしっかり注視している国民はガマンも限界ではないでしょうか。

昨日の参院平和安全法制特別委員会での中谷防衛大臣は、集団的自衛権の行使要件となる「存立危機事態」に関し、武力攻撃を受けた他国からの要請や同意がなければ事態認定されないとの見解です。去る21日の特別委では、要請などは「事態の認定には必要ない」と述べており事実上の修正です。安保法案が可決すれば何とでも解釈変更ができ、「いったいこの内閣はどうなっているのか」と何度も同じようなことを書き込んできた夏休みの終わりです。


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