すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“安保過剰依存”の沖縄と三省堂と食用菊“もってのほか”

2015年10月30日 | 日々思うこと

昨日は朝からの雨も上がって夕日の中でスタンディングを県地域振興局の交差点で行いました。日増しに寒くなって車の中から手袋を出しましたが、次回はダウン着用で参加予定です。

夕方帰宅し、政府の沖縄辺野古沿岸部での埋め立て本体工事の着手というニュースに怒り心頭です。普天間基地の移設が持ち上がって19年、移設計画の中核となる埋め立て工事が開始され、沖縄県民の反発は根強く、国との対立は法廷での争いも含めさらに激しくなることが予想されます。

そんな中で菅官房長官は昨日、沖縄米海兵隊約1万9000人のうち約4000人をグアムへ移転ということで米領グアムを訪問です。グアム知事や関係者と会談し、アンダーセン空軍基地などを訪れ「移転先がどんな基地かと気になって視察・・・」というから呆れてしまいます。「オール沖縄」の県民意思がある中で、これまで政府は基地負担軽減と言いながら辺野古一点張りの“安保過剰依存”の姿勢で、この国に民主主義が存在するのかと首を傾げてしまいます。

また小中高校の教科書を発行する三省堂が昨年8月、青森、埼玉、大阪、福岡など11府県の公立中学校の校長ら11人を集め都内のホテルで開いた編集会議に1人5万円の謝礼金を渡していたとしてニュースに耳を疑うばかりです。少子化で教科書会社の競争が激化しているとはいえ、三省堂では過去6回も行い会議終了後に同社主催の懇親パーティーが開かれ社長も出席していたというから呆れてしまいます。

このように似たことは地方の教育委員会でもよくあることで、旧青海町では県教育委員会上越教育事務所から毎年、町内の小中学校視察の時には宿泊を伴う懇親会の予算が計上されていることに驚き「日帰りもできるはず」と指摘したことがあります。建設業界ではあるまいし、教育現場でもこのようなことが平然と行われていることは“もってのほか”で、三省堂といいノコノコトと出席する校長らの姿勢も問われるべきではないでしょうか。

 

“もってのほか”といえば食用菊の名前で、地方によっては“かきのもと”とも言われ、解毒作用もあり酢の物や天ぷらでいただく秋の季節ならではで、黄菊はほぼ通年栽培出荷されているようです。 

昨年、家の北側のブロック塀を一部壊し、隣りの孫たちの家と地続きになった裏の小庭のムラサキシキブのきれいな実が目に留まり、雨の晴れ間に撮りました。このムラサキシキブは以前、畑にあったもので種が飛んできてこの場所で大きくなったものです。良いことよりも悪いことは直ぐ広がってしまう社会のあり方と子どもたち、三省堂の一連の不祥事で他の教科書会社はどうなのかと考えてしまう肌寒い週末です。


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