すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

新潟県知事選後の急な原発再稼働への動き

2018年06月16日 | 地震・原発

昨日はポツポツ雨の中を能生地域まで車を走らせ、国道から山間に10数キロ入ると里山の緑は一段と深くなり、県道沿いの四季の花たちがきれいです。

下の写真は一昨日の姫川桜堤周辺と同じ場所の5月21日夕方に撮ったものです。県知事選でなかなかアップできなかった一枚で、田植えを終えた水田が鏡のように新潟焼山や雨飾の頚城の山々を映し出していますが、今は“中干し”(水のない乾いた状態)の田んぼです。

新潟県知事選から5日目の昨日、東京電力は福島第二原発の廃炉を発表です。東日本大震災による第一原発の大事故後に再三求められていた廃炉で遅きに失したとはいえ、新潟県知事選から一週間も経過しない中でなぜ今なのか、東京電力の柏崎刈羽原発再稼働への思惑が見え隠れです。

そして昨日の花角知事は当選後2回目の上京で、各省庁へ来年度政府予算への県の要望で、注目すべきは世耕経済産業大臣と面会です。世耕大臣は「エネルギー政策全般について、改めて意見を伺いたい」と述べ、花角知事は「日程調整をして対話したい」と・・・。

また新潟県選出の国会議員との場で、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について、ご自身の任期中の再稼働の可能性を問われると「当然ありえる」と答えています。さらに東京電力HDの小早川社長も花角知事へ面会を申し入れです。

政府、自民党は原発推進の立場に変わりはなく、原発再稼働に慎重姿勢を示して当選した花角知事、さて県民との約束をしっかりと守れるのか、県知事選後の原発再稼働への急な動きに目を逸らさず注視してゆかねばなりません。

本日の新潟日報社説『福島第2原発 「廃炉」表明なぜ今なのか』http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20180616400230.html


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1 コメント

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だからこそ… (けんもち)
2018-06-16 22:24:58
あなたの辛口トークが、炸裂しなければなりません。
原発の見えない放射能よりも、県民の暮らしを脅かす為政者たちへの辛辣な批判がなくなったらアウトです。だからこそすずきせいこに恐いものはないです。

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