すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「秋の行政レビュー」と河野行改担当大臣と

2015年11月11日 | 日々思うこと

秋晴れの日からどんよりとした小雨が続き、昨日と今日は朝9時からNHK衆参予算委員会を視聴です。これは臨時国会ではなく閉会中の調査といわれるものですが、国政の課題が山積だけに聴き応えがあります。野党の的を得た追及もさることながら、自民党の稲田朋美衆院議員や山谷えり子参院議員の質疑、というよりもアベ首相応援団といわんばかりの確認事項のような発言にはウンザリで、こんな人たちが国政を動かしている危うさを実感です。

危うさといえば、近くの児童公園のピラカンサで小さな白い花から秋には真っ赤な実を付けていますが、葉と小枝はトゲトゲで要注意・・・、公園に向かないこともあってか今では北側のこの植栽だけが残っています。

ところで国会での注目は今回初入閣をした河野太郎行政改革担当大臣で、本日から3日間の各府省の事業にムダがないかを公開で検証する政府の秋の行政レビュー(年次公開検証)です。特に原子力エネルギー関連予算で、日本原子力研究開発機構運営費交付金について、最初に河野大臣は「文部科学省の資料には都合のいい項目しかなく、国民に向き合って説明することを一切してこなかった。臭いものにはずっとフタをしてきたことが問題で、今日は一つ一つの事業を細かく見ていく口火にしたい」と述べていました。

そして100億円以上の予算で建造保有し、ほとんど使われてこなかった核燃料運搬船「開栄丸」への不透明さと合わせて、使用実績がない高速増殖炉「もんじゅ」への追求です。また河野氏は入閣後、ご自身のブログ『ごまめの歯ぎしり』を閉じたままでしたが再開され、原子力エネルギー政策に否定的だっただけにこれから国務大臣としてどこまで本物の姿を見せてくれるのかとその言動を注視です。

先日、市内の友人が庭の花梨の木がいっぱい実を付けたのでと、花梨を3個届けてくれました。咳止めにもよいことで少し黄色くなるのを待ってハチミツに漬けることにしました。昨年はホワイトリカーの花梨酒がほとんどで、アルコール度が高いことでそのままになっており、今年はハチミツオンリーにしてみました。

キッチンの横にある狭い物置の棚には、母が元気だった頃に漬けたアロエの焼酎漬けなどガラス瓶ごとそのままになっている物が多く、こちらも“家庭レビュー”の対象ですが手付かずの状態が何年も続いている有様です。そんなことで国も地方もムダな事業がありながら臭いものにはフタで、その口火を切り改革へと進める困難さもふと考えてしまう終日です。


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