すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

新潟県の放射性物質を含む汚泥処理

2018年12月06日 | 地震・原発

朝方5時の気温が5度まで下がって、今まで暖かすぎたこともあって身震いの寒さです。今にも降り出しそうな雲ゆきの中、残っていた庭の南天の木を強風から守るためヨシズで囲う冬の備えです。

季節の移り変わりに目をやりながら、気になっていたファミリー畑の横にローズヒップと思しき赤い実があります。10数年前に一人で住んでいた女性の住まいの隅に真っ赤な野バラがあり、日当たりが良いことで背丈を超える大きな木になっています。野ばらのたくましさに目を細め、今は亡き主のMさんの華やかでパワフルな生き方を思い出します。

午後からは本格的な雨降りになったので外仕事を止め、冷凍パイシートがあったので久しぶりにアップルパイを焼いて隣りの孫たちのおやつです。台所のカウンターには5年ほど前に焼いた手のひらに載るお気に入りの器を置きアスパラ菜の花をあしらってみました。

そういえばこの頃は“無欲無心”の作陶でしたが、その後はヘンに欲が出てしまいイマイチの愚作ばかりです。それでも嬉しいことに、東京の義妹や姪っ子が気に入ってくれお土産代わりになっています。

ところで12月に入っても私の断捨離は進まず、限られた人生の時間の中でどこまで達成できるのかと考え込んでしまいます。仕事部屋の書類などもなかなか処分できず、あっという間に一年が終わりそうです。

本日の衆院本会議、先の国会から継続審議になっていた水道改正法案が与党の賛成多数で可決成立です。野党の反対討論があったものの与党の賛成討論なしですから、国民軽視の何とも無責任な与党議員です。

そして新潟県には福島原発事故後、放射性物質を含む汚泥約6万トンが保管されており、米山前知事の時から東京電力に引取りを求めてきました。花角知事は本日の県議会で自民党代表質問に対して、東京電力に引取りを求めていくとしながらも汚泥の保管量に限界があり、県が主体となり汚泥を処理する可能性に初めて言及です。

放射性物質を含む汚泥は毎年5千トンが蓄積されるとのことで、新潟県以外の新潟・長岡・新発田市などの汚泥は現在、糸魚川市内のセメント会社へ運ばれセメントの原料の一部になって全国各地に拡散されているだけに県の動向を案じる肌寒い終日です。


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