「原爆の日」の夜9時からNHKスペシャル『原爆死~72年目の真実~』を視聴しました。1945年8月6日から今日に至るまで、広島市が蓄積してきた約56万人に及ぶ被爆者たちの記録「原爆被爆者動態調査」、世界にも類をみないという“戦災ビックデータ”による解析で、壮絶な奇跡が明らかになり胸が詰まりました。原爆投下から72年、知られざる被爆の真実に迫るNHKにも敬意で、改めて日本国憲法をかみ締める「原爆の日」です。
下の写真は「上越九条の会」が2年ほど前に作成した“9条ペンダント”、トンボ玉で裏側は透明の私にとっては大事な宝物の一つです。「国連高校生平和大使」の神谷優季さんへ友人がこのペンダントをプレゼントされ、優季さんは「宝物にして、国連へ下げてゆきます」と嬉しい声が伝わってきました。
暦の上で昨日は立秋、新潟県内は猛暑日となり糸魚川市は観測史上初の37.5度を記録です。体温よりも暑く熱中症に気をつけ外出を控え、玄関先の老いた愛犬とエアコンの中で過ごす一日です。
そして8日朝、台風5号は糸魚川市の海上約40kmを北北東に進み、今のところ心配した被害もなく庭木などには恵みの雨ですが、「大雨強風波浪注意報」が出ています。
先日、陶芸教室のお仲間で能生徳合地区のHさんが栽培するパンナメロンをいただきました。このパンナメロンはタキイ育種おすすめの果肉の日もち性にすぐれる緑肉メロンで、糖度15度以上の最高のお味です。お連れ合いさんに先立たれ“枝垂れ桜”の里山の田畑を守る若きHさん、宅配便も受け付けているそうでいつも前向きな姿勢に感心するばかりです。
雨が小降りになった午後からは、図書館へ『ときをためる暮らし』(つばた英子・つばたしゅういち著)の返却や買い物などで外出です。そして明日は「ナガサキ原爆の日」、戦後の72年を生きる私に何ができるのかと考える一日です。