すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

待ち焦がれた赤レンガ東京駅と小石川後楽園

2015年02月22日 | 日々思うこと

今日は朝から南風が吹き気温が上昇し、午前11時の糸魚川は16度を超える4月上旬の暖かさです。金曜日の朝は月刊『食べもの通信』編集の家庭栄養研究会の運営委員会に上京し、東京駅に到着してから丸の内口の日本郵便が初めて手がけた商業施設「KITTE(キッテ)」へ直行です。

6階屋上庭園からの展望も最高で、周囲を高層ビルに囲まれた赤レンガの東京駅はどの角度からも“威風堂々”で、待ち焦がれた光景に目を凝らしながらシャッターを押しました。ドーム屋根の下の駅構内の天井もまた素晴らしく、現代に通じる斬新なデザインにしばし目を細めました。

上京の目的は会議ですが、いつもの日帰りでなくこの日は宿泊をすることにしました。ホテルは後楽園に近く夜遅くまで友人らと語り合い、翌土曜日の朝は爽やかな目覚めで直ぐ近くの国指定特別史跡・名勝の小石川後楽園へ行って見ることにしました。江戸時代初期に水戸徳川家の祖が江戸の中屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の水戸光圀公が完成したという「回遊式築山泉水庭園」を散策です。高層ビルや東京ドームに囲まれる都心の広大な庭園は東京都が管理し、その梅林の5分咲きの紅梅や枝垂れ梅に見とれました。

梅もいいけど今度は枝垂桜を見に来ようと思って出口に向かうと、「私も見て!」と言わんがばかりの有楽椿という小ぶりで品のよい椿との出会いです。また出口で保存会の人たちが閉じられたままの正門(東門)を開いてほしいと、都知事宛の署名活動をしているので立ち止まってお話しを聞くことができました。

また後になって『食べもの通信』編集長のM子さんに小石川後楽園を訪れたことを話すと、ご自宅がここから20分程ということでした。都心には史跡も多く、赤レンガの東京駅など古き物を残してゆくには人のエネルギーが不可欠であることも伝わってきました。いつも疲れて帰る日帰りとは違い、今回は「ほくほく線」はくたか号と上越新幹線を利用する最後(?)の楽しい上京でした。


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