新年になり早や一週間が過ぎて、「成人の日」の今日は全国的に雨模様で、孫たちの冬休みも最後で明日から3学期です。
いのちを支える食べ物があるということは平和であればこそで、遠いアフガニスタンで活動するペシャワール会の中村哲医師は「食べ物があれば争いは避けられる」と・・・。家族が集まった元日の食事会には人気の「新之助」を炊き、孫たちにはおにぎりで何度もお代わりで好評でした。
写真は丁度一年前の糸魚川地域振興局の入り口で、泉田前知事の“置き土産”の新品種「新之助」の紅白の垂れ幕が下がっていました。
ところで今年の「新之助」の作付けは昨年よりも大幅に多いそうですが、政府の補助金が2018年度産から打ち切られるという農家にとっては厳しい稲作です。食生活の変化でコメ離れが進み、1970年から本格的に実施されてきた生産調整(減反)ですが、農業改革の柱に補助金廃止を進めるアベ政権です。
零細な兼業農家が中心の農業構造を温存させてきたと批判の声もありますが、“瑞穂の国”の水田の持つ保水力で自然環境を保持してきたことも合わせて考えなければと思います。それでなくとも食料自給率の低い日本にあって、できるだけご飯を食べおやつにはスナック菓子よりも米菓をと願ってきました。
そんな中で年の暮れのスーパーで、新潟産のル・レクチェと「新之助」でつくった岩塚製菓のおせんべいを見つけました。会議で上京する時は決まって岩塚製菓の新潟県産米のおせんべいを持参です。
ところで沖縄での先月から相次ぐ米軍ヘリの事故で県民の暮らしが脅かされていることへ、まともな対応をしない日本政府に呆れ果ててしまいます。アベ首相の「安心安全」や「国民を守る」の言葉の軽さに、沖縄も福島同様の“棄民”ではと感じてしまう悲しい昨今です。
かつての小沢さんなどは、黙りを決め込んでしまい、情けなく感じてしまいます。