すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

鹿児島県、原発推進派の思うつぼ!?

2016年12月18日 | 地震・原発

鹿児島県三反園知事の川内原発再稼動について、検討委員会に反原発のメンバーを入れるかという点で「記憶に定かでない」発言が一人歩きをしており、その背景にメディアの存在があることはいうまでもありません。脱原発のグループからも「三反園知事は裏切り者」扱いですが、女性誌「あごら」を通しての友人で鹿児島市議6回当選の小川みさ子さんは、これは原発推進派にとっては“飛んで火に入る夏の虫”だと綴っています。

鹿児島県議会16日最終日で、「原子力問題検討委員会」設置の補正予算が全会一致で可決されました。三反園知事の公約どおり、新潟県の技術委員会を参考にしたという検討委員会は原子力工学などの専門家12人で構成され、原発の安全性や避難計画などの本格的な検討が年内にスタートです。

鹿児島県によらず原発停止の姿勢を知事だけに求めるのではなく、県民の行動にも大きな責任があることを痛感です。当ブログ12日付けで書き込んだ三反園知事について賛否両論の反響ですが、問題はことの本質をしっかりと見極めず、メディア情報だけで“火に油を注ぐ”ような言動の多さを悲しく思います。これでは自民公明の議席8割の鹿児島県議会で三反園知事をさらに孤立させ、原発推進派の思うつぼへと進んでいくことでしょう。

ところで鹿児島市議会小川みさ子議員の12月定例会「一般質問」で、原発に関わる部分の削除が強要されました。これまで政務活動費を1円も使わず市民に寄り添い、また脱原発活動を長年取り組んできた小川議員は自民党会派にとっては“目の上のタンゴブ”に他ならず、三反園知事同様のバッシングを受けています。

『まるで北朝鮮 鹿児島市議会が脱原発派の発言を封殺』
http://hunter-investigate.jp/news/2016/12/post-976.html

また私にとってはある意味では忌まわしい旧青海町議会でのことを当時取り上げてくださった『ネットde監視!地方議会』を小川議員が fbに貼り付けてくださいました。http://hytn.way-nifty.com/netdekansi/ade/index.html

ページ上から5番目辺り、2005年4月30日 (土)で青海町、町政リポート調査特別委員会ですが、時間の経過で「Web ページが見つかりません」と表示です。この問題が現在の糸魚川市議会のおぞましさへつながっていることで後日に詳細をと思います。

静岡県も浜岡原発再稼働をめぐり、県民の活発な脱原発活動が今、全県統一行動へと進んでいます。その浜松市で無農薬無肥料の自然栽培に取り組む、家庭栄養研究会の役員 Kさんのみかん第一便が届きまた。浜松といえばブランド「三ケ日みかん」の産地ですが、それに劣らぬ美味しさで何よりも安心安全で皮は捨てずに陳皮として活用です。

食べものも原発も経済優先の中で、いのち軽視で安全性が二の次に追いやられている現状を直視してゆかねばと痛感する師走です。またメールをいただきながら雑事に追われて、返信がままならない無礼をどうぞお許しください。