すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

原発、「原子力ムラの大嘘にだまされるな!」

2016年12月10日 | 地震・原発

12月も早や10日、霰(あられ)が降り出す寒さです。行き付けのスーパーではクリスマスとお歳暮合戦で商品が山積みで、師走のあわただしさが伝わってきます。

昨日、経済産業省有識者会議で福島原発事故のコストが21.5兆円になることが示されました。当初は11兆円とされていたのがいつの間にかスゴイ数字になり、それを国民負担にするというから呆れるばかりです。さらに世耕経産大臣は「原発は安い」と主張ですが、それなら政府は国民負担を求めるべきでないはずですが、言葉の軽さとオカシさが伝わってきます。

経済産業省元官僚の古賀茂明さんが『週刊プレイボーイ』の連載中のコラムで、「原子力ムラの大嘘にだまされるな!」と、国民の危機感を煽ろうとする東京電力と経産省の思惑を書いています。http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4334882&media_id=141&from=facebook&share_from=view_news

 

写真は橋爪法一上越市議のfbに時どき登場する家の玄関先です。いつも野の花を大きな花器に大胆に活けており、今回はツルウメモドキとキクを中心にしたリースです。家の周りに花材がたくさんあるそうですが、クリスマスとお正月を兼ねた豪快さに目を見張ります。

今夜9時からNHKスペシャル「ボブ・ディラン ノーベル賞詩人 魔法の言葉」を視聴です。「♪風に吹かれて」など反戦フォークの旗手で、偉大な芸術家のボブ・ディラン(75)ですが、謎めいた比喩や歌詞の意味をめぐって世界でも議論が続いてきました。詩に込められた真意とはどのようなものなのか、世界中が注目するノーベル授賞式を前にNHKは未公開の秘蔵メモと映像を独自取材です。

番組では歌詞の変化で観客にヤジられても動ぜず歌い続けるボブ・ディランと、県議会12月定例会での自民党代表質問で「志が変わったのか!?」と、知事就任を追及されても動じない米山知事を重ねました。それにしても自民党席からの品性に欠くヤジに、何だか“大人のいじめ”のようにも思えてしまいます。市民の血税を報酬とする議員らの情けなさは、国も地方も同じ構図で“魔法の言葉”にだまされないようにと痛感の寒い週末です。