Andyの散歩日記

千葉県を中心に散歩しながら野鳥写真を楽しんでいます。

尻屋崎散歩

2015-03-08 08:07:08 | 日記
3月5日(木)

夜半まで雨が降っていたが、明け方止んできた。これは良かったと旅館の車に乗せてもらって8時に宿を出発し、尻屋崎ゲート口で降りる。2日前に宿を予約する時に12月から3月までゲートは、閉じられているが、歩行者は通れるのか確かめていたので、安心して入門した。しかし、雨交じりの雪が、降ってきた。強風のため歩道に雪は積もっていないが、風が強く傘もさせない。道からはずれて林の中へ入ると、風もなく、小鳥のさえずりが聞こえてくる。ガラ系の混群のほか、ウソだろうか大群を見るが、傘をさしながらなので、シャッターを押せない。
遊歩道に戻るが、まだ、風が強く、野鳥の姿は、見れない。灯台の近くまで行き、海岸線に降りると急にオオワシが飛び立った。すぐカメラを向けるが、レンズフードの内側が曇ってはずそうと思っても、フードが外れない。シャッターチャンスを逸してしまった。100メートル離れた電柱に留まったので、気を取り直して、ゆっくりとフードを拭き、シャッターを押そうとするが、すぐ曇ってしまう。ピントが合わせづらい撮影になってしまった。
その後、空に明るみが出てきて、風が収まってきた。灯台付近に、ハクセキレイとアトリが1羽だけいた。アトリは、金網が好きのようで、その中への出入りを繰り返していた。これは、猛禽類に対する警戒のようにも思える。灯台を過ぎ、歩いて行くが、1羽のヒヨドリが愛想よく顔を出してくれるが、それ以外は、見られない。海では、シノリガモ、ウミアイサ、マガモウミウ、カワウ、カモメ類以外は、見当たらない。遠くにハヤブサをみてから、灯台のほうへ引き返した。1年半前と同じように、鳥影の見ないバードウォッチングだが、この時は、1羽のユキホオジロらしき姿を見て、咄嗟にシャッターを切ったが、強風のため、ぶれて確認できなかったという苦い経験を持つ。今回の遠征も、そのユキホオジロらしき記憶をもとに、誰も来ないここを選んだ次第だ。風が収まった灯台の近くに戻ると何やら大きめの3羽の鳥影発見。キレンジャクがこんなところにいる。北海道から渡ってきたのか、近くへ寄っても逃げない。やっと胸が高まってきた。もともと2泊を予定していたが、岩屋では遠いので、キャンセルして、もう一泊の期待が持てれば、尻屋崎近辺の宿に電話予約しようと考えての今日の行動だ。早速、地元のパンフレットを見て、2軒の宿に電話したが、冬場は、休業と、今日は予約がないので、宿の主人が実家へ帰ったので宿泊できないとの答えだった。これは、残念。1時の最終バスに乗り遅れないように急ぎ足でバス停に戻りことにした。オオワシ、キレンジャクが見られて、充実感が出てきた帰路であった。
ちなみに長い電車旅行の時しか読めないだろう700ページの単行本を読破しようと思ったが、500ページまでしか読めなかった。宿に入ってからは、疲れのため、本が読めなかったからだ。(1日目25,000歩、2日目18,000歩、3日目26,000歩 合計69,000歩)

オオワシ






アトリ(金網がお好きなようだ。猛禽対策か?)


ヒヨドリ(愛想よく顔を出してくれた。)


カラス(良く良く見るときれいだ。)


ハヤブサ


最後の最後に出てきてくれた3羽のキレンジャク









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