Andyの散歩日記

千葉県を中心に散歩しながら野鳥写真を楽しんでいます。

掛川散歩

2020-01-16 09:12:37 | 日記
1月14日(火)

2週間前に名古屋の中部日本新聞、地元の静岡新聞に報道された掛川滞在のアカツクシガモだったが、先週より皆さんのブログに掲載されなくなった。これは、いなくなったのだなとバードファンならば、考えるところだが、掛川の池のガイドを開くと交通アクセスは、車利用しか書いてない。しかし、地図で調べると近辺にバス停マークが出てきた。これは、ダメ元で行ってみようと決心した。掛川駅からのバスは、1時間に1本程度である。新幹線から降りてバス停へ行くがカメラマンは私一人、しかも乗客はほかに一人という便だ。やはり 抜けてしまったかと気分は沈んだままでバスを降りて歩き始めても目的の池がどこなのかわからない。地元の人が、みずから声をかけてきてくれた。カモは、この後ろにいるよとのことだった。俄然、気分が上がってきた。池の周りで2-3人のカメラマンがいたが、アカツクシガモらしきものはいない。聞いてみると民家の裏側に続いている池にいるよと教えてくれた。10人くらい撮影していてやっとほっとした。
時々、眼を開けてくれる時にシャッターを押すが、皆同じような写真だ。待つこと1時間半、12時の地元のチャイムの音のあと 舞い上がってくれたが 急な出来事でピンボケばかりであった。エサ取りに近くへ行ったらしい。その間、地元のおばさんが話しかけてくれた、昨夜の全国高校サッカーの興奮が冷めやらぬようで殊に男女ともの全国優勝に輝いた話だった。また、戻ってくるかなと思いつつ帰りのバスの時間が気になり、帰途に向かうことにした。方向音痴の私は、降りたバス停をうろうろ探していると 車に乗った仕事中の地元の方が止まって、話しかけてくれた。もし、カモを見ていないのならば、餌をとりに行った小川へ連れて行ってあげるよとのことだった。バスの時間が迫っていたので 方向だけ教わって丁重にお断りした。去年の3月の霞ケ浦では、一日の滞在で翌日見られなかった悔しさもあり、執念の一日であった。それにしても、地元の方の親切さに感謝の連続であった。
アカツクシガモーメスー(次列風切りの緑色が向きにより美しく輝くのが印象的だった)