清澄寺散歩

11月5日（月）

天気予報を見ながら　ヒルにも襲われない時期を選び　満を持して　珍蝶探しに出発したつもりだったが　現地に8時半ついてみると雨がやみ　霧に覆われている天候であった。これでは、蝶々も出てこないだろうが　初めてのポイントなので　出そうな場所を探した。まずは、東大演習林周辺の81号線沿いで車を止めて歩いてみた。歩くうちに陽が差し込んできた森林に出ると　ウラギンシジミが出てきた。そのうち　ヤマトシジミくらいの大きさの蝶々が　木の高くに止まったので双眼鏡でのぞくと　目標のルーミスシジミではないか　夢中でシャッターを2度ほど押すが　前の葉っぱに焦点が合い　ピンボケになり　また　戻ってくるのを待つが　川に近い木に止まったまま　2度と見られなかった。また、日の当たっている崖のところに、2頭のムラサキシジミが羽を広げていた。この後　本命のポイントであろう清澄寺近辺へ車を走らせる。元清澄山へ向かう林道を探すが見つからない。市役所の車が駐車していたので運転者に聞いてみると立ち入り禁止と書いてある関東ふれあいの道は、あちらだと教えてくれた。川沿いの林道だったが、道は水浸しで歩きにくい、1時間以上歩いてみたが　キチョウ以外には　ほとんど見られない。ハイキング客に一人もあわなかったが、イノシシ、鹿の罠が数か所仕掛けてある場所に　軽トラック1台が、見回りに来ていた。猟銃の音がして　荷台には　イノシシ2頭、鹿1頭が乗っていた。この林道であったのは、蝶々よりも
野鳥のほうで　ホオジロ、アオジ、ヤマガラ、シジュウガラ、エナガ、コゲラ等であった。2時間ほど歩き　帰途に就く前にもう一度　東大演習林のルーミスシジミに出会えたポイントへ行くが何も見られなかったが、車を止めた場所の反対側の森林を見るとなんとここでもルーミスシジミが木の上に飛び交っている。しかし、写真に収められない。証拠写真程度に終わったが　また　訪れようと思うが、81号線の道路は、対向車線とすれ違えない細い道が多い。考え物だ。また、帰宅してみると　ヒルに血を吸われていた。まだ、温かかったのだろうか？

ルーミスシジミ（証拠写真に終わった）




ムラサキシジミ



ウラギンシジミ


クロコノマチョウ（霧のなか　最初に見つけた蝶）


ヤマトシジミ（ルーミスシジミとよく間違えた）


ウラナミシジミ


キタキチョウ


野鳥
ホオジロ


アオジ


捕らえられたイノシシ、鹿