Andyの散歩日記

千葉県を中心に散歩しながら野鳥写真を楽しんでいます。

川内 高江散歩ほか

2015-12-12 08:57:44 | 日記
12月7-9日

出水のツル見学を1日中みるほど根気がないので、一日目は、鹿児島空港から、2時間弱ほどでこの高江へ立ち寄る。このポイントは、数年前までカラフトワシの渡来で有名であったが、現在は、何が見られるのだろうか?期待が膨らんでいたが、今日はバーダーもひとりもいないさみしいところだ。海では、コガモ、カルガモが、遠くに見られる。広い田んぼの中へ車を走らせるとハイイロチュウヒが遠くに降りたのを見てシャッターを切ったが、あわてて絞り、シャッター速度が合わず、失敗だった。電線には、ミヤマガラスが多くいたが、コクマルガラスが見られない。一羽だけ、ムクドリが止まっていた。あっ、ホシムクドリだ、(翌日には、電線の下に降りていた)。葭原があり、ツリスガラがいないか、注意深く見るが、カシラダカ、ホオジロ、カワラヒラ、オオジュリンとホオアカであった。2日目も、出水から1時間強かけて、この場所を目指し、ハイイロチュウヒに再チャレンジしようと来たが、霧が深く、出てこなかった。霧の中に、マナヅルが4羽降りてきたのが見えた。ツリスガラを求めて、田んぼの中を歩いていると、前のほうに車を止めて3人の地元のかたが、歩いて来るの私を待っていたようだ。地元のバーダーのかたで、昨日より私を見ていたようだ。どうやら、ハイイロチュウヒは、まだ渡来してきたばかりで、風の強い日に見られるとのことだ。ツリスガラも滅多にみられないとのこと。この時期でも海でカツオドリがよく見られると聞き、高江から出水へ戻る間の湾岸、漁港に立ち寄るが、一度も出会えなかった。3日目は、4時半の飛行機だったので、出水の宿から、3時間半かけて第3候補だった加世田 大浦干拓へと暗いうちに出発する。春秋の渡りの鳥が見られるポイントだが、越冬シギがいないか、あるいは、たい肥置き場にセキレイの仲間がいないかを楽しみにしたが、全くの空振りだった。見たのは、カワウ、タゲリ、カワセミ、カワラヒワ、タヒバリくらいのものだった。海側でカツオドリがこないか1時間ほど待ったが、むなしかった。飛行機まで時間があったので、1時間ほどで行ける知覧特攻平和会館へ行くことにする。彼ら1054人の遺書を読むと涙、涙でなかなか前へ進めない。私も同じ境遇で知覧行きを命令され、同僚とともに数か月の訓練生活を送れば、躊躇なく突撃しただろうと思うと戦争とはまことに悲しい。米軍に抵抗できる手段は、特攻隊しかなくなり、誰もが、沖縄を守れるとは考えなかっただろう。仲間との寄せ書きには、天皇万歳、日本のために突撃など書いているが、遺書は、母親あてがほとんどで、先立つ不幸をお許しくださいと書いている。突撃を命令されたことが不幸であると見れる。年間600くらいの小、中、高校から見学に来る。若い彼らにこの戦争の無残さを感じ取ってほしい。

川内 高江
ハイイロチュウヒ




ホシムクドリ


ホオアカ


カシラダカ


マナヅル


ジョウビタキ


タテハモドキ


加世田 大浦干拓
タゲリ




知覧特攻平和会館前