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IT投資で解決したい中期的な経営課題

中小企業診断士の長谷川です。こんにちは。
今日はIT投資についてのお話です。

日本情報システム・ユーザー協会から、企業IT動向調査2007が発表されています。

http://www.juas.or.jp/project/survey/it07/index.html

その中で、IT投資で解決したい中期的な経営課題についての調査結果が掲載されています。上位3つが「業務プロセスの変革」「経営トップによる迅速な業務把握、情報把握」「経営の透明性の確保」とのことです。「経営の透明性の確保」については、日本版SOX法への対応に伴い、大きく順位をあげているようです。

日本版SOX法の影響から、企業は業務プロセスという基本に立ち返って、企業内部の活動を見直そうという動きにシフトしているようです。

インターネットをベースにした各種ITソリューションは一見華やかに見えますが、企業活動全体での位置付けがあまり意識されずに、導入することが多いものです。関連する業務との連携やデータの連携などを考慮せずに導入した結果、運用に過剰の負荷が掛かる。使い物にならなくなる。このようなケースは少なくありませんし、苦労されているお客様の姿を私はよく見てきました。

業務プロセスという基本に立ち返って、企業全体の最適化について検討する。今回の調査結果は、今まで以上に経営の視点でIT投資について検討することを示しているのでしょう。

一見地味な考え方に思えますが、地に足がついたIT投資、真に経営に役立つIT投資ともいえます。これから企業が継続して成長していくためには、経営の視点、ITの視点の両面からの経営戦略が求められる時代になるのではないでしょうか。


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経済産業大臣認定 第一種情報処理技術者
内部統制評価機構認定 内部統制評価者
川崎市中小企業サポートセンター派遣専門家
L2Lビジネスプランナー
ドリームゲートアドバイザー
長谷川進
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