半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

少し優しすぎないか

2017年04月18日 08時08分45秒 | 日記
またまた、閣僚の自説開陳で物議を醸している。
そしていつものとおり、撤回して陳謝して終わりである。
発言やいわゆる言葉は、言霊ともいわれるが、その人間の心底から
でてくるものである。
どんなに言い繕ってみたところで、その人格がなせるものであって、
取り消して謝って済むことではない。

この政権になってから、10本の指では足りないほどの放言騒ぎである。
言葉の重みを分かっていないと言う前に彼等の言い放つ対象を本当は
理解していないし、理解をしようとしないからではないかと思われる。
例えば沖縄問題を一つとってみても彼等は、沖縄県民に寄り添うと言う
が、寄り添う対象は、自分にとって都合の良い連中だけで、実は戦中から
引きずっている本当の沖縄の苦悩を知る由もないし知ろうともしない。
そんな彼等に沖縄県民に寄り添うことなど出来るわけがないし、妨げに
なる者として一蹴し、挙げ句に愚弄、侮蔑する暴挙にでるわけだ。
この一事が万事に通じるわけで、この政権すなわち安倍晋三が持つ人格
の発露が暴政となり、勝手気ままな、まるで、中世の王のような振る舞い
に立ち至っているわけだ。

それもこれも、この国の国民があまりにも情けないほどの寛容さと優しさ
で全ての悪行を赦しているからだろう。
まずは、国民が日々の糧を得るのに汲汲とする気持ちは分かるが、少しは、
関心をもって本当はどうだろうと言う気持ちをもってマスメディアから発せ
られることに疑いをもってみることも重要だろう。

などと、嵐が空けた五月晴れの朝に怒ってみた。