半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

許されざる者たち

2013年09月07日 16時36分59秒 | 日記
映画「許されざる者たち」の試写会に行って来た。
残酷の場面が多いけれど、見ごたえのある重厚な良い
映画だと思った。
主演の渡辺謙も背中で存在感が感じられる役者になった
と思う。

ところで、世間のこのざわついた空気は何だろう。
とにかく、あれやこれや、胸騒ぎにも似たものがあって
気持ちが落ち着かない今日この頃である。

先ずは、原発の問題だろうか。東電の隠蔽体質を今更、
糾したところで、あの破局的で二進も三進もう行かない
状況は変わらないのだろう。この結末は、最早、誰も推
測など出来ないだろうし、正に神のみが知る状況だと言
った良いかも知れない。あの事故は天災などではなく、
紛れもなく人災である。これから起きる様々なリスクは
計り知れないだろうけれど、国も東電もシラを切り通す
だろう。

集団的自衛権の問題も究極は、宗主国が殴られようとし
ている時に黙ってみているのは飼い犬のポチとしては忍
びないので、猿轡をはずして吠えられるようにします。
つまり米国に代わりあるいは一緒に戦争しますよ。だから、
私の国を忘れないでねという宗主様に忠誠心を示す。つまり、
「ショー・ザ・フラッグ」を意識したものであるのだが、
憲法違反になるこの行為を正当化するために、都合良く解釈
しようとしているのだが、拡大解釈をすれば、戦争オタクの
ソーリが望むところのいつでもどこでも戦争の出来るフツウ
の国なってしまう。とんでもないシロモノであるが、これも
着々と現実味を帯びているようで嫌な予感がする。

TPPの問題も、既述したようにメリットなど何も無いシロ
モノであるが、大多数の国民が、「物が安く買えて良いじゃん
何を騒いでいるの」と言うレベルだけれども、韓国の韓米FTA
のように国民が気づいた時には手遅れの状態で地獄から抜け
出せないのだろう。なにせ、韓国の国会は、批准の決議を諮
る二日前に全容を明かしたというように秘密裏にすすめるシ
ロモノらしい。だから、今持って日本のマスメディアは、
TPPに配慮してか、韓米FTAの問題については、だんま
りを決め込んで報道しないが、本当に韓国は酷い事になって
いる。
我が国も、郵便局がアフラック商品を開放したように法外な
高い入場料を払ってTPPに参加したけれど、こんなものは、
「今だけ、金だけ、自分だけ」の僅か1%の連中の利益の為に99
%の者が泣きを見る壊国システムで今更、抜け出すことはでき
ないだろう。

直に開催国が決まろうとしている五輪問題であるが、大気中や
海中に放射能を吐き出し続けるコントロール不可能なぶっ壊れ
た原発と言う化物がいる我が国に決まると思わないが、相当の
袖の下を使っているだろうから、あの金食い虫のお祭り騒ぎが
東京に来ないとも限らない。

それにしても胸騒ぎの原因は、これだけではないだろうが、何
れにしても国民を欺いてでも自分の思いを遂げようとする連中
は、許されざる者たちとして、一刻も早く渡辺謙に一刀両断に
してもらいたいものだ。