久しぶりにはっきりした夢を見ました。私と亡くなっている妹が合同で見合いをしたのです。妹は気のきく子なので、早くから見合い相手の親御さんに気にいられていましたので姉として喜んでいました。じゃあ私の相手はというと妹の相手のお兄さんで、三角の小さい目をした冴えない男性で、これまた同じ三角の小さい目をした8歳の男の子もついていました。「ふうん、子供を育てるのか。ちがった人生もいいかな」と思ったりしてました。でも、この年で子供が大人になるまではすごく大変な道のりだなあと考え込んでしまいました。それと、あのコバちゃんはどうなっちゃうのかな。私の知らない時に何かあったら、きっと後悔するだろうなとも考えていました。悲しい思いをしたくないから、このお見合いは断ることにしました。目が覚めたら目に涙が溜まっていました。
水曜日は子守りの日。面倒を見ること+お風呂に入れる+上の孫のトイレ自立の補助をやるのです。当然夕飯も食べさせる。見てやってるうちは身体が持つかなと思うほど夢中だが、そうだもうひとり孫みたいになったコバちゃんが、これがまた大変。わあわあ台風みたいに時が過ぎ、帰ってしまうと寂しいものですね。夜遅く一人レッスンしましたがコバちゃんが教室の戸を開けて覗きにきました。このごろこれ、やるんです。そう、私をいつも探しているの。レッスンしてくるからと話しても、すぐに忘れてしまうんですね。困ったな。三人目の孫のよう。デモ、カワイクハナイノヨ。
私の留守の間のことです。「ハルマサ、今晩だけでも泊めてくれる?」〔なにそれ〕「明日早く出て行くからさ」〔うるせえな、勝手にしろよ。今出ていけよ〕と言って空のペットボトルでコバちゃんの頭を叩いたらしい。アルツハイマーという病気なのに。私がレッスンの合間に顔を出したらコバちゃんが「ハルマサがあたしをぶん殴った」と訴えた。仕方のない夫だ。後で注意したら〔病気とわかっているんだけど頭に来た〕と言う。実の息子は実母の認知症を認めることができないのかしら。状況を思い浮かべ、笑ってしまった私。きっとポカンと軽く叩いたのだと思うが、コバちゃんかわいそうに。
10時まで起きませんでした。朝食はハムエッグとパン。夫が四人分用意してくれた。時々練習したりテレビみたりできたのは、午後から姉たちがコバちゃんを連れて行ってくれたからです。介護は一人じゃできませんね。夜7時過ぎまでゆっくりできました。姉たちに感謝です。
明日というか今日の朝寝坊の宣言を夫にしました。「私のはいいからコバと自分の分の朝食を作ってね」と言ったら舌を出して「やだね!」と言ったのです。私はある限りの力を出して夫をつねったり叩いたり飛びかかってやりました。夫は笑いながらも痛そうに顔をゆがめて「参った参った、わかったよ」と言いました。コバちゃんにやれない分を思い切り夫にぶつけてすっきりしました。夫の身体はあざだらけかも。
日曜日になりましたね。昨夜は疲れました。ストレスから、いけないいけないと思いながら大好きなピーナッツをたくさん食べたので夜中の2時まで起きているつもりなのです。だから起きるのも遅くなると思う。寝坊するからね、宜しく!
デイから帰宅したコバちゃんが私を拉致。約6時間、ああだこうだと質問攻め。一分で忘れるのが特技である。しまいにはおにごっこやかくれんぼに近い時もあります。誰か代わって! ふうっ・・。
午前中講師演奏の合わせをしてから世田谷区民会館に向かいました。天気は雨模様なのでちょっと残念。会員と私たち講師は上は白いブラウスで下は黒のスカートかズボンでオレンジの花のコサージュをつけました。皆様しっかり指揮を見てにこやかに唄うことができましたよ。帰りは池袋から特急に乗り帰宅しました。さあ夜はまたトロンボーンの生徒さんとの合わせでした。朝から夜まで忙しい日でしたので、コバちゃんにショートステイに行ってもらって助かりました。明日はコバちゃんは元気に帰ってくるでしょう。ホントに今日はたくさん歩きました。今夜はぐっすり眠ります。おやすみなさい。