ワイングラスは殺意に満ちて | ||
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読 了 日 | 2002/12/15 |
著 者 | 黒崎緑 | |
出 版 社 | 文藝春秋 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 248 | |
発 行 日 | 1995/11/10 | |
ISBN | 4-16-729302-1 |
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7回サントリーミステリー大賞の読者賞を受賞した著者のデビュー作。選評にあるように、軽い口当たりの美味いワインを飲むような洒落た感覚のミステリー長編。
大阪南区のレストラン「フィロキセラ」を舞台に展開する殺人劇は、グルメ評論家・北嶋博子の予約電話から始まる。北嶋博子は、夫の勝男とグルメ評論家夫妻と言われており、レストランの情報誌「ガストロノーム」を発行している著名人だった。
電話を取って興奮しているチーフの土屋に対し、富田香はいささか懐疑的だったが・・・。そしてその予約の日に、「フィロキセラ」のワインセラーで頭を割られて殺害されている北嶋博子が発見された。若き女性ソムリエ・富田香の活躍は始まる・・・。
この作品は、NHKでドラマ化されて、’95年10月から11月にかけて、連続18回が放送された。好評だったらしいが残念ながら僕は未見。
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