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読了日 | 1999/11/09 | |
著 者 | ロビン・クック Robin Cook |
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訳 者 | 林克己 | |
出版社 | 早川書房 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 523 | |
発行日 | 1995/12/15 | |
ISBN | 4-15-040708-8 |
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書計画を立てるまでは、読書のスピードについて余り考えたこともなかったが、記念すべき第1冊はかなり時間がかかった。やはり若い頃と違って読むスピードは格段に落ちていると感じる。そのうち慣れればもう少し早くなるだろう。
この作品は、医学ミステリーと呼ばれる分野のもので、著者も訳者も医師だそうだ。「検屍官」シリーズを昨年読んでから、その影響でサイコサスペンスや医学的な物語に興味が湧き、つとめて探すようにしている。本書を読んで著者のロビン・クック氏が現役の医師で医学ミステリーの大家であることを知った。何年か前にNHKでこのロビン・クック原作の「死の恐怖」他3本のTVドラマが放映されたが、うかつにも当時は著者を全く知らなかったものだから、残念ながら見逃してしまった。 この著者は多作家で既に早川書房から20冊以上も出ているらしい。順次読むつもりだ。
本書はニューヨークを舞台に、中流階級以上の男女がコカインの加療摂取で次々と死亡するという事件の謎を追う、女性検屍官補ローリーの活躍を描く話だ。難しい医学用語などが多く出てくるが、そういう事も気にせずにエンタテインメントとして楽しめる作品である。
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