隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

1760.櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密

2017年08月06日 | メディカル
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
白から始まる秘密
読 了 日 2017/08/06
著  者 太田紫織
出 版 社 角川書店
形  態 文庫
ページ数 266
発 行 日 2013/09/25
ISBN 978-4-04-101631-2

 

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象庁から「梅雨が明けたと思われる」という発表があった途端に、こちら千葉県南部地方は連日の梅雨空といった具合で、自然の営みは我ら人類の思惑を嘲笑うがごとき様相を示す。
そんな中、金曜日の真夜中0時15分からテレビ中継が始まった、第41回全英リコー女子オープンの録画を見るだけに時間をとられている。なんといっても世界的なゴルフのメジャー大会で、140名の選手が参加して女王を決める大きな大会だ。
昨年はタイのアリヤ・ジュタヌガーン選手の頭上に栄冠は輝いたのだが、今年の栄冠は誰に?
初日のテレビは午後の組の模様を写し出して、日本の選手では鈴木愛、野村敏京、川岸史果と三選手の闘いが中継された。急激な天候の変化にたびたび中断される中、我が国の三選手たちはいずれもアンダーパーを維持して、危なげのない展開を見せた。
まあ、ゴルフに興味のない人は、どうでもいいような話だが、僕にはファンである鈴木愛選手が、この大会で上位を占める、あるいは優勝することが一番の望みだ。
日本からは宮里藍、鈴木愛、西山ゆかり、上原彩子、野村敏京、川岸史果、堀琴音の7選手が参加。中でも注目はこの大会が最後のメジャーとなる宮里藍選手だ。

 

 

宮里藍選手は、初日2バーディ・2ボギーのイーブン、2日目の前半1バーディ3ボギーで、2オーバーと落とすも、11番13番のバーディでイーブンに戻し、波に乗ったかと思われたが、落とし穴が待っていた。15番429ヤード・パー5の深いラフから打った2ndショットがクリークにつかまって、ダブルボギーとなり、結局2オーバーでホールアウトした。
3rdラウンド以降の決勝ラウンドへのカットラインは1アンダー65位タイまでで、残念ながら宮里選手と、堀琴音選手(4オーバー)が予選落ちという結果に終わった。
その他の日本選手は、4アンダーの野村敏京、鈴木愛、上原彩子の3選手、1アンダーの川岸史果、西山ゆかりの両選手と、5名が決勝ラウンドに駒を進めた。
さて、ムービング・サタデーともいわれる、本日の3rdラウンドの日本選手の結果は、前日4アンダーでホーアウトした3選手のうち、スコアを伸ばしたのは鈴木愛選手トータル7アンダー(13位タイ)、上原彩子5アンダー(32位タイ)の2名、鈴木愛選手と一緒の組で回った野村敏京選手は2オーバーと、前日の4アンダーから一挙に6つも落としてしまった。西山ゆかり選手も3オーバーと成績を落として、最終日の奮起を促したいところだ。
日本人トップの鈴木愛選手は16番ホールのバーディで、、8アンダーまで伸ばしたのだが、残念ながら次のホールで2mのパーパットを外してボギー、最終的に3つスコアを伸ばして7アンダー・15位タイで3rdラウンドをホールアウトした。

 

 

終組のトップグループは韓国のキム・インキョン選手と、地元イングランドのジョージア・ホール選手の二人で、特にキム・インキョン選手のどこまでスコアを伸ばすのかといった、活躍は目を見張るものがあって、17アンダーまでスコアを伸ばして、2位タイのジョージア・ホール選手とタイのモリヤ・ジュタヌガーン選手に6打差ををつけてホールアウトした。
モリヤ・ジュタヌガーン選手は、昨年の覇者アリヤ・ジュタヌガーン選手の姉で、今回は残念ながらアリヤ・ジュタヌガーン選手は予選落ちしたが、もしモリヤ・ジュタヌガーン選手が優勝ということにでもなったら、姉妹で大会連覇ということになるが、明日の闘いはそうした興味もあり、また日本選手の、特に今日スコアを伸ばした鈴木愛選手、上原彩子選手たちの活躍も見逃せない。
賞金総額およそ3憶五千万円、優勝賞金5千万円という大きな大会の栄冠はどの選手が勝ち得るのか、明日も(テレビ中継は今夜11時10分からだ)この大会を見るために、他のことはみな忘れて、テレビの前に座るのだ。
週末にゴルフ・トーナメントのテレビ放送がある時は、何もかも忘れてしまうことが当たり前になっている。

それでも合間を縫って読書は進む。櫻子さんシリーズも6巻目となった。
何はともあれ、こうして順調に面白くシリーズを読み進めることが出来るのは、僕にとって幸せなことこの上ない。実を言えば、ここではまだ6巻目なのだが、すでに僕は10巻目まで読み終わっているのだ。また以前のように、少し読み終わった本をためておいて、少しずつここにアップしていこうと思っているのだが、時間を掛けずにスムーズに読み進むことが出来る本がないと、そうしたことは無理だから、手持ちの本と図書館の本の中から探して、ブログを休みなくアップロードできるように頑張っている。

 

収録作
# タイトル
プロローグ  
第壱骨 土を掘る女
インターミッション  
第弐骨 亡霊メール
エピローグ  

 

 

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