向こうみずな離婚者 The Case of The Daring Divorcee |
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読了日 | 2018/05/01 | |
著 者 | E・S・ガードナー E.S.Gardner |
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訳 者 | 宇野利泰 | |
出版社 | 早川書房 | |
形 態 | ポケミス847 | |
ページ数 | 239 | |
発行日 | 1986/11/15 4版 | |
BSIN | 4-15-000847-7 |
夏を通り越して真夏日の所まであるといった、気象状況が続いている。僕のあまり当てにならない記憶では、初めてのことではないだろうか?
先ほどまで、このブログの元であるWordのファイルが、どうしたわけか壊れていて、何かわけのわからない表示になっており、ネットでの質問コーナーに問い合わせするなど、パニック状態だったのだが、昨日念のためにOS(Windows10)を入れなおしておいたら、今になって治っていることがわかった。
但し、動作が遅く、それも全く信じられないほどの遅さなのだ。何とかブログへの投稿が終わったら、メーカーに問合わせするなり、解決策を見出さなければならない。全くパソコンの不具合は、骨が折れる。
折角このぺリイ・メイスン・シリーズも順調に読み進んでいる最中だから、僕にストレスを溜め込まないでほしいが、なかなかコンピュータに関する限りは、ハードにしてもソフトにしても、やっかいなことこの上ない。
しかし今の時代パソコンなしの生活に戻ることも、したくはないし。
さすがのぺリイ・メイスン・シリーズに対する僕の情熱も、メール便配達という仕事を得てからは、ほんの少しではあるが、薄れたような気もする。
何年ぶりかで報酬を得る仕事に対して、向ける情熱にとられたのか。
前回の「もの憂げな恋人」は、3月27日から読み始めたもので、およそ2週間も掛かって、読み終えた。もうこのシリーズを読み始めてから、6カ月目に入っている。仕事にその情熱を少し取られているとはいえ、全作読もうという心構えがなくなったわけではなく、5月中旬のブログへの投稿で終わるまでは、予定通り順調に進んでいる。
僕は自分のことながら、このシリーズ読破が後の読書に、どのような影響を与えるのかが、少し心配でもあり楽しみでもある。
こんなに数十冊も翻訳小説を続けて読んだのは初めてのことで、国内ミステリーへの評価も少し変わるのだろうか?といったような疑問もあるが、またすぐに前と同様の独署生活に戻ってしまうのだろう、というような気もして、そうした少し先の自分の変化に期待もしているのだ。
ころで、このシリーズ長編82作を蔵書として、手元に置きたいという件については、前回も少し書いたが、購入先によっては古本でありながら、新品同様の本が来ることが有る。、と言ってもかなり前の時代の出版物だから、経年の変化―小口のやけであるとか―は致し方ないにしても、きれいな表紙やビニールカバーの透明度とか、掛けられた帯の状態など、誰かに読まれたという形跡が全く見当たらない本が、手に入ったときは嬉しいものだ。
図書館で借りた本が、時折水濡れ跡や、食べ物による汚れ、煙草の灰などが入っていることもあって、その都度僕は、腹立たしい気持ちになり、大いなるフラストレーションを抱えたものだ。
本書は多分、“日本の古本屋”に登録している書店で、買ったものだと思うが、先に挙げたようなきれいな状態で、そういう状態のきれいな本を読んだときは、ストーリーも一段と面白く感じる、というようなことは無いが気分がいいことは確かだ。
新古品などという言葉があり、展示品などで人手に渡って無いものが、中古品として市場に出回ることが有り、そうした本だけで蔵書を揃えたいものだが、まあ、そんな贅沢を言っても無理だろうから、できるだけいい状態の本が揃うことを願っている。
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