隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

1819.おとなしい共同経営者

2018年01月22日 | リーガル
おとなしい共同経営者
The Case of The Silent Partner
読了日 2018/01/22
著 者 E・S・ガードナー
E.S.Gardner
訳 者 尾坂力
出版社 早川書房
形 態 文庫
ページ数 321
発行日 1993/02/28 5刷
ISBN 4-15-070204-7

 

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岸低気圧が日本の東側太平洋上を北上するということ、それに加えて南下する寒気が影響して、関東地方にも大雪の予報が出されている。今のところ冷たい雨が降ってはいるが、雪は午後遅くなってからのようだ。 だが明日朝にかけて積雪の恐れがあるから、暖房用の灯油を確保しておかなければならない。 このところ産油国の減産などに伴い、原油の高騰しておりガソリンをはじめとする燃料油の価格も上がって、 我々の暮らしに大きく響いている状況だ。油に限らず食料など、暮らしに大きな影響を与える品々が、すべて輸入に頼っているわが国の現状は、そうした物の原産国の状況に、左右されることを考えると、安穏としていられない気分に陥る。

今朝の気象情報によれば、平地でも10cm以上の積雪が見込まれているから、3年前の都心の大雪による交通渋滞が思い起こされるが、またあのような混乱が引き起こされるのかと思うと、僕には直接影響はないというものの、他人ごととは思えないやっかいさを抱かせる。

 

 

知的障害の息子が入所しているケアホーム(現在は一般的にグループホームという呼び方に代わっている)を運営しているのが、ケアホームCOCOという事業所で、他に5か所のケアホームを統括している。そしてケアホームCOCOを運営するのが、社会福祉法人薄光会だ。
こうして文字で書くと少しややこしいが、元は障害者を子に持つ親たちが子供の将来を考えて、自ら立ち上げた法人で、富津市豊岡に最初の入所施設・豊岡光生園を建設、その後三芳光陽園、鴨川ひかり学園、湊ひかり学園、そしてケアホームCOCOと事業を拡張してきた。
そして我が息子は昭和60年に18歳で君津養護学校(現在は千葉県立君津特別支援学校)を卒業後、豊岡光生園に入所、平成21年4月からケアホームに移り、現在に至っている。
32年という歳月は長いようだが過ぎてみれば、「アッ」という間だ。そして、息子も昨年6月に50歳となった。それぞれの事業所には利用者の保護者・家族の会があり、僕はその一つ保護者・家族の会天羽支部に所属、そこの副支部長を務めている。
少し横道にそれるが、福祉関連の施設や介護職の名称が、時に変化する―例えば上記のケアホーム→グループホーム、養護学校→特別支援学校というような具合―のは関係省庁の意向なのか?
我々一般市民にとって、呼び慣れた名称が変わことにより、戸惑うことが多い。

20日土曜日に、定例の運営協議会が開催されて、出席した。厚生労働省が打ち出した社会福祉法人制度改革に関連して、薄光会ではいち早く運営協議会の設置をしたのだが、年2回の会合がどの程度法人の政策に影響を与えるのかと考えると、いささか心もとない気もする。
理事長の体調が思わしくなく、入院治療が行われて、現在は回復の途上でリハビリが実施されているとのことだが、リーダーの最重要条件である健康の、いち早い回復を願うばかりだ。

 

 

を読むスピードが若い頃と比べて、めっきり遅くなったことは前にも書いたが、特に海外ミステリーの翻訳本については、途中で登場人物の名前を確かめたりすることが多くなり、それも若い頃はなかったことだ。
加齢による脳の衰えも専門家に言わせれば、かかわりないとは言うが、どうしても僕はそちらの方に原因を求めてしまいがちだ。
だが、本当に面白いストーリーは、そうしたことには全くかかわりなく、ページを繰るのももどかしいほどに、早く読みたいという気持ちが先だって、結果として早く読めてしまうのだ。
読了日をブログ投稿日に合わせて、1月22日となっているが、実はこれを書いているのは12月19日なのだ。
つまりブログに投稿する1カ月以上前に読み終わっている。それほど、どんどん読み終えているのだが、ブログへの投稿はこうした愚にもつかない文章だが、添えて出すために時間がかかるから、どうしても3日に一度くらいが関の山だ。

 

 

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