Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

30番 善楽寺~33番 雪蹊寺

2010-07-26 21:48:14 | 遍路道 高知路
延べ15日目 その2。
高知市周辺の続き。

30番善楽寺。

水屋。






善楽寺に隣接する土佐神社。
高知に来ると、いつも参拝している。

条件反射で、つい撮ってしまう。




土佐神社は土佐の一宮で、重厚なお社やその周りの森からは、そこが神域であることが伝わってくる。




礫石(つぶていし)。
氣で手がびりびりする。






昼ご飯は、高知市海老の丸の「かめや」。
かけうどん大。



冷ぶっかけ。



麺は、国産小麦を使っている。
少し太めで、弾力がある。

だしは、醤油が少し強い。
2時過ぎだったが、客は多く、麺はおいしい。

全体的には、伊予市の八介うどんに似た感じだ。



31番竹林寺。
五台山をぐるぐる上がっていく。

水屋。
手水鉢の石の龍は、すごい。

背びれのうねりがたまりません。




本堂。






大師堂。






ひとつの願いをかなえてくれる一言地蔵。




納経所の壁に貼ってあった。
高知はたくましい。

弱点の見方を変えて、いい方に変えている。
プラス思考がいい。







32番禅師峰寺。
土佐湾を望む山の上に建つ。

入口の不動明王がすごい。
その後ろの迦楼羅炎は、自然石でできている。

というより、その場所にもともとある奇岩の前に不動明王が立っている。
不思議な形の岩だ。




参拝を終えたが龍を見つけられなかった。
帰りながらねばっていると、不動明王の横に、出現。

龍神大弁財天。










33番雪蹊寺。

水屋。




大師堂。






雪蹊寺には名僧がいた。
山本太玄和尚と山本玄峰和尚。





玄峰老師は静岡県三島市の龍沢寺の住職でもあり、終戦の詔勅にある「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の文言を進言したことでも知られる。

寺の裏の山に歴代和尚の墓があり、お参りさせていただいた。

合掌。








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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (名無しの権兵衛)
2010-07-27 00:07:44
昔のお遍路さんは神仏習合でした。大三島の大山ズミ神社や宇和島の和霊神社は遍路コースでした。高知は神道の崇敬が厚い土地柄で神社が立派ですね。
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名無しの権兵衛さんへ (平蔵)
2010-07-28 20:29:48
神仏分離がなければ、四国遍路は今と違う形だったのですね。
返信する
Unknown (名無しの権兵衛)
2010-07-29 02:31:36
以前は窪野北谷の窪寺や正八幡神社にお遍路さんが来られていた事でしょう。もしかすると、正八幡神社が移転する前は、水天竜王社(正八幡神社の古社)に来られていたかも知れません。
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