Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

池波正太郎記念文庫

2013-06-17 21:48:50 | その他
東京から帰る日、台東区生涯学習センターの1階にある池波正太郎記念文庫に行った。




池波正太郎の作品が大好きで、文庫本は何度も読み返してボロボロになっている。


このブログでは「平蔵」というニックネームを使っているが、フルネームは、「木村平蔵」だ。

鬼平犯科帳の「盗法秘伝」で、長谷川平蔵が独りばたらきの盗人に名前を訊かれ、木村平蔵と名乗っている。

木村忠吾の姓を思い出し名乗ったものだが、私は木村忠吾も好きなので、この名前が気に入ってニックネームにしている。


生涯学習センターの玄関を入るとすぐ左が記念文庫だ。


中は撮影禁止だったので、外から遠景で撮るのはいいかと係の人に訊ねたらだめだと言われたが、ホームページにしっかりでていたので、これをご覧下さい。

その中の展示という所で、書斎や遺愛品などの写真をを見ることができます。


池波先生の資料も沢山展示されており、藤枝梅安宅の間取もあった。

家の方位や雉ノ宮鳥居の場所も書いてあり、縁側や台所の間取もわかった。


剣客商売の備忘メモには、名、年齢、特徴、素性が書いてある。


先生が出した年賀状が干支毎にあったが、辰の年のものが欲しかった。


また、自筆原稿が作品別に何種類かあり、それを読んでいると先生の声が聞えるような気がした。


池波グッズがたくさんあったが、絵葉書を買った。





先生の頭の中には、こんな長谷川平蔵がいたのだ。





行きは距離が微妙だったので無理せずタクシーで行ったが、帰りはゆっくりと下町の風景を楽しみながら、歩いて帰った。




池波先生も昼間にお酒を召し上がることがあったようだが、私も、いつものところで楽しんだ。






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