水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

小笠原の味

2012年03月27日 12時29分21秒 | Weblog
当部の顧問(K)が2週間ほど小笠原研修に行っていました。

そこで、採集した魚たちが本校に届きました。

春休み中、急遽部活。

↑↓ マダラハタとフエダイ しかもデカイ!






↑メインは、カンパチ数匹。

 その中の一尾は20kg近くあり、本当にデカイ。


 これらは顧問(K)の趣味「スピアフィッシング(魚突き)」で、身一つ、モリ一つで格闘してきた貴重な魚

たちです。研修中の武勇伝も数知れず。

 

 捌くというよりも、解体。




 貴重な体験をさせて頂きました。


 

研究展

2012年03月26日 10時37分44秒 | Weblog
山形市の霞城セントラルビル内で、県内の科学系部員が集う「研究展」に参加してきました。

研究展は、道行くちびっ子達に科学の面白さを知って頂こうという企画で、自作オモチャ等を作ってもらった

り、当部では海の生き物に触れて頂きました。




↑その様子

 ウニ・ヒトデ・ナマコ・ヤドカリに皆さん大喜び。

今泉 油戸間通行止め

2012年03月15日 17時04分49秒 | Weblog
今泉・油戸間が通行止めになり、時間が随分経過しています。

↑その現場です。

かなり高所から崩れているため、時間もかかりそうです。

新年度には、生徒が自転車で通学出来るように早めの復旧を願っています。




↑オウレンの花です。

 現在満開です。

 「見渡せば雪 足下には花」

 丸く光っているのは、100円玉です。

 小さく繊細な花ですが、根は漢方薬としても有名?です。

 
 あと一ヶ月もすれば

 「見渡せば花 足下には虫」
 

水族館のスミウキゴリ

2012年03月12日 11時01分15秒 | Weblog
ウキゴリ類は、春に産卵後、ふ化稚魚は夏にかけて海で過ごし、幼魚となり川に遡上してきます。

庄内地方南部に多く棲息しているスミウキゴリとシマウキゴリでは、遡上時期に約1ヶ月の差があることが判っ

ていました。要するにスミウキゴリの方が遡上時期が早いということです

きっと産卵期もスミウキゴリの方が1ヶ月程早いと考えていました。


↑の写真は、先日水族館で撮影したスミウキゴリの♀です。

 腹回りが膨らみ、黄色みが増し、婚姻色がどの個体も強くなっています。

 産卵間近というところです。

 そして・・・



↑2006年4月28日に撮影したシマウキゴリの♀。

 婚姻色が非常に強くなり、5月上旬に水槽内で産卵を始めました。

 
 これをまとめると、スミウキゴリは3月~4月にかけてに産卵し、シマウキゴリは4月~5月にかけて産卵することが言えそうです。


 その為、遡上時期にも約1ヶ月の差が生じているということです。


 実際フィールド調査からの裏付けは必要ですが、温々した室内観察が出来ることは非常に有り難いことです。


 

 今後も水族館のスミウキゴリを追っていきます。


 

マコンブの成長

2012年03月07日 08時28分43秒 | Weblog
3月2日

レインボービーチの水中を観察してきました。

↑↓養殖マコンブの成長です。

著しい伸び率です。




ついでに、海の様子をお伝えします。

水温7℃

魚影はほぼなし

ハタハタの卵塊はふ化最盛期です

サザエ、アワビ、ヒトデ、ウニ、ナマコのみが目に付きます。


↓海藻を貪り食うバフンウニ




現在、学年末テストで部活はなし。

ゴッコの人工授精

2012年03月05日 14時58分48秒 | Weblog
晴天、凪の日は水産生物部員にホテイウオの採捕を奨励してきました。

ホテイウオとは↑のようにガマガエルを彷彿とさせる容姿の魚です。

ダイバーに人気のダンゴウオの仲間としても知られています。

とてもキモカワいい魚です。

現在♂2 ♀1をキープしていました。

今朝登校し水槽を覗いてみると、♀がグッタリしていました。


人工授精をするためにキープしてたのに・・・

 早速ダメ元で人工授精に取りかかりました。

  発眼まで2週間程かかるため、良い結果だった場合は後日報告します。