水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

研究最前線

2020年11月01日 13時49分41秒 | Weblog
昨年はスミウキゴリとシマウキゴリの全長に対する腹鰭面積を調べて、生息地の違いを物理的に調べました。
前者は少なくとも1mの直角堰堤を溯上できるのに対して、後者は昇れない。

外見は非常に似ているのに大きな差がある。
予想通りスミウキゴリの腹鰭には大きな吸盤能力があることが証明されました。

今年度は、近縁種のウキゴリとドロメの腹鰭を追います。
前者は、淡水の流れの少ない場所に生息し、後者は海の磯場に生息しています。




個体識別のナンバリング作業を終え、計測に入ります。


余談で、磯場に変なカメムシ❓がいました。

眉毛、目、鼻、口。そして、第三の目と牙が付いています。(右側を上とする)
何カメムシ?