ウキゴリ類は、春に産卵後、ふ化稚魚は夏にかけて海で過ごし、幼魚となり川に遡上してきます。
庄内地方南部に多く棲息しているスミウキゴリとシマウキゴリでは、遡上時期に約1ヶ月の差があることが判っ
ていました。要するにスミウキゴリの方が遡上時期が早いということです
きっと産卵期もスミウキゴリの方が1ヶ月程早いと考えていました。
↑の写真は、先日水族館で撮影したスミウキゴリの♀です。
腹回りが膨らみ、黄色みが増し、婚姻色がどの個体も強くなっています。
産卵間近というところです。
そして・・・
↑2006年4月28日に撮影したシマウキゴリの♀。
婚姻色が非常に強くなり、5月上旬に水槽内で産卵を始めました。
これをまとめると、スミウキゴリは3月~4月にかけてに産卵し、シマウキゴリは4月~5月にかけて産卵することが言えそうです。
その為、遡上時期にも約1ヶ月の差が生じているということです。
実際フィールド調査からの裏付けは必要ですが、温々した室内観察が出来ることは非常に有り難いことです。
今後も水族館のスミウキゴリを追っていきます。
庄内地方南部に多く棲息しているスミウキゴリとシマウキゴリでは、遡上時期に約1ヶ月の差があることが判っ
ていました。要するにスミウキゴリの方が遡上時期が早いということです
きっと産卵期もスミウキゴリの方が1ヶ月程早いと考えていました。
↑の写真は、先日水族館で撮影したスミウキゴリの♀です。
腹回りが膨らみ、黄色みが増し、婚姻色がどの個体も強くなっています。
産卵間近というところです。
そして・・・
↑2006年4月28日に撮影したシマウキゴリの♀。
婚姻色が非常に強くなり、5月上旬に水槽内で産卵を始めました。
これをまとめると、スミウキゴリは3月~4月にかけてに産卵し、シマウキゴリは4月~5月にかけて産卵することが言えそうです。
その為、遡上時期にも約1ヶ月の差が生じているということです。
実際フィールド調査からの裏付けは必要ですが、温々した室内観察が出来ることは非常に有り難いことです。
今後も水族館のスミウキゴリを追っていきます。