水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

サクラマス放流

2006年05月30日 18時32分45秒 | Weblog
 今日、サクラマス(ヤマメ)を放流しました。
 放流数は2000尾!
 大きさは約10cm
 小学生の元気に圧倒されながら、楽しんだ一日でした。

 中間育成したサクラマスの天敵は少なくなったと思われますが、一番の天敵は釣り人と思われます。
 小さい個体は「キャッチアンドリリース」でお願いします。
 
 ちなみに釣りネタへうつると、今はアジ大漁。大きいもので25cm!
 夕刻をめざして、加茂の海へ竿を延ばしてみてはいかがでしょう。

今週の活動  by顧問

2006年05月27日 12時00分29秒 | Weblog
 アジがよく釣れています。
 小アジは入れ食い状態。
 
 シマウキゴリの稚魚はエサがないため、死んでいます。
 本校にある最小のエサ「アルテミア」(一般の方にはシーモンキーが通りがよい)でもサイズ的な意味で、お口に合わないようです。最適なエサはシオミズツボワムシだと思いますが、手元にないため、ミジンコのエサとなっている植物プランクトンを試しに与えています。
 
 生徒、顧問共に多忙なため、残念ながら、腰を据えた活動ができていない状態でした。 
 
 来週もあやしいようですが、生徒の活躍に期待しています。
 
 

西日本から生還

2006年05月26日 16時56分10秒 | Weblog
 部長金子です。
修学旅行から一昨日帰ってきました。
今日は職員会議なので顧問がいません。ってことで、
今日はブログを書いて終わりです。

 何か書こうかと思いましたが、全然書くことがない。
修学旅行のことを書こうかと思ったのですが、相当長く
なりそうなので辞めておきます。でも、それじゃあ
何も書かないで終わり??






















終わりです。
以上 部長金子
                 

サクラマスとヤマメ  by顧問

2006年05月26日 00時02分08秒 | Weblog
 よく部員と、授業用に飼育しているサクラマスの養魚池へ行き、共に仕事をします。そんなサクラマスも、30日に鼠ヶ関川へ放流されます。(一部親魚でキープ)
 しかし、一般市民の方々においては、この活動と、魚の生態等がよく理解されていない部分があるので説明します。
 山形県の魚は「サクラマス」です。これは常識・・?  

 「サクラマス」なのです。

 山形県の海から内陸まで生息しており高級魚。しかも格好良いスタイル。
 私達は、そんなサクラマスを卵から飼育していています。しかし、私の川釣り仲間に「サクラマス」の話をすると、「それはヤマメだ!」と一蹴されてしまいます。

 なぜか?

 ヤマメは皆さんご存知ですよね。 そしてサクラマスもご存知ですよね。

 実は兄弟なのです。 ここは結構知らない人が多いのです。

 写真は、その兄弟です。
 同じ兄弟で、上は銀毛(スモルト)といいますが、光輝いています。まさに「マス」です。下はパーマークと言いますが、楕円がはっきりしていてまさに「ヤマメ」です。
 約10cmを越えた時点で兄弟は、海へ降る準備をした銀毛ものと、そのまま川へ残る「ヤマメ」に分かれ始めるのです。
 そして、海へ降って再度溯上してきたものを「サクラマス」と言います。
 
 おわかりですね。川にいる内は「ヤマメ」なのです。でも、「サクラマス」になる個体なのです。
  
 今日はこれまで。

アジ釣り

2006年05月25日 18時16分57秒 | Weblog
 今日は、1年の工藤君とヒラメのエサとなるアジを釣ってきました。

 最初は全然釣れなくて困りました。。しかも工藤君が「バスに乗り遅れちゃうので帰ります」と言ったのです。
 まぁしかたないなと思い一人で釣りをしていたら今度は入れ食いじゃないですか!!俺はバン×2釣り上げて、結果32匹いきました↑↑
 調子に乗って釣りをしていたら、アジ共が鰓ぶたを開けて黄泉の国へと旅立って逝くではないですか。
 こりゃまずいと思いさっさと退散させていただきましたw

と、まぁこんな程度で今日の部活が終わりました。    byタカさん

今日の活動

2006年05月22日 17時45分54秒 | Weblog
1年の影澤です。
3年生は修学旅行。工藤君は鳥海丸でがんばっていることでしょう。

今日のミッションは、アジの捕獲です。
ヒラメのエサのためです。
           
結果、爆釣でした。(10センチくらいでした)
まだ沢山いました。
また、捕獲しにいきたいです。

by影澤

今週の活動について by顧問

2006年05月20日 00時02分03秒 | Weblog
 私も生徒も、少々多忙なため、大きな活動ができないで1週間が終わってしまったようです。
 最近の部は、やりたいことが膨らみつつある中で、実際には足踏みを続けている状態です。3歩進んで、2.5歩さがっている状態です。
ちなみに来週は、3年生の修学旅行や1年生の体験航海で部員もほとんどいません。これでは3歩進んで2.9歩さがってしまいます。
 こんな時は、困ったときの2年生です。
 
 これで大丈夫です。


 さて、人間界の話は進んだり止まったりしていますが、シマウキゴリのベイビーは勝手に生まれ、すでに元気に泳いでいます。写真は小さすぎるベイビー達です。 
 私もこの魚の育児は初めてな為、戸惑っています。と言うのも市場価値や観賞価値のない魚はネットで調べてみても飼育情報は転がっていません。
 
 まさに手探り状態です。
 
 天然域では、海に降り、2ヵ月後川に戻るこの魚。
 海で何を食べているのでしょう?
 その前に、なぜ海に降るのでしょう?
 きっと、食事面のメリットがあるためと考えられますが、もう一つ、種の生息域拡大という戦略もあるのでしょう。
 
 想像の域ですのでこの辺でやめます。

 現在、強制的に淡水飼育をおこなっています。
 このまま育つのでしょうか?
 何を食べさせれば良いのでしょうか?
 みんなで愛情を注げば何とかなるのでしょうか? ・・軽い実験中です。


 

初めてのブログ by工藤祐樹

2006年05月19日 16時20分27秒 | Weblog
 今日は1年の僕が、かきこみします。

 実は、今日は3年生が修学旅行の準備のため、12時ごろ帰ってしまいました。行き先は京都、奈良、大坂です。
 一年生の僕も、来週「鳥海丸」で函館への体験航海が控えています。
 楽しみです。

 肝心の部活動は、顧問も忙しくて現れず、雨が降っていて何も出来ません・・・
 
 とりあえず、今日はこれで終わらせていただきます。
                           


                              by工藤祐樹

外の世界へ

2006年05月18日 16時31分13秒 | Weblog
シマウキゴリの卵が今日孵化しました。
孵化するまで11日ほどかかりました。

孵化積算温度は200℃。

「孵化積算温度」とは孵化するまでの、
1日の平均水温を足したものです。

稚魚は大きさは、1cmにも満たないです。

写真はこれから孵化していく卵と、卵を守るオスのシマウキゴリです。

多分今週中には孵化するのではないかと、私は思います。
(予想が外れたら、それはそれとして。)

   以上 部長金子