水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

水族館のマコンブ

2011年01月27日 17時03分47秒 | Weblog
水族館の水槽に

以前マコンブ養殖のミニチュアを展示したとき、遊走子(種みたいなもの)が飛び交いました。

そして、その子孫が自生し、成長を遂げ、継代飼育が自然に完成されました。


現在、水産高校では成熟もコントロールし、種糸作成(普通、この種糸を購入し養殖する)をし、養

殖を試みています。


そこで、水族館のマコンブがどのくらいのスピードで成長し・成熟するのか追ってみることにしました。


↓その水槽には、イシナギやヌカザメの大型魚が入っています。




↓上からのサポートをもらいながらの作業




↓マコンブ15本に、ナンバリングされたインシュロックを付けました。



作業は、底に手を伸ばした際に、胴長にも冷水が入ってしまうハプニングもあり、想像した以上に大

変な作業になってしまいました。




ゴッコ調査

2011年01月24日 18時02分17秒 | Weblog
凪が良かったので、「ホテイウオ」をレインボービーチで捜索しました。

北海道ではゴッコと呼ばれ、ゴッコ汁は郷土料理として知られています。


以前、加茂に打ち上がったものを食した事があり、身はゼラチン質でアンコウに似ていたことを覚

えています。


捜索結果は・・・・見つかりませんでした。



話は変わって、↓珍しいカニを見つけました。

和名は誰も分かりませんでした。


ハタハタの卵

2011年01月18日 13時47分36秒 | Weblog


今年もハタハタの人工授精を終えました。

そして、発眼しています。

↑の卵は同じハタハタの卵ですが、色が違います。

なぜ?


実は、親が食している餌が影響しているようです。

以前、2年間飼育して卵を得たことがありましたが、全て緑色の卵でした。


庄内近辺の卵の色は、殆んどが上の赤っぽい色をしています。


2月上旬にふ化予定です。



セミエビ

2011年01月13日 13時18分19秒 | Weblog
南の島からセミエビが届きました。

魅力ある姿形をしています。



噂ではイセエビより美味しいという話です。



そして、6人で食してみることにしました。


ほとんどが頭で身はわずか。

分け前は小指の先程度。


イセエビの味も定かではないため比較は出来ませんでしたが、美味しかったです。


改めて 明けましておめでとうございます

2011年01月12日 08時24分55秒 | Weblog
冬休みが終わり、学校が始まりました。

さて、部活動は大雪の寒い中、マコンブの種苗生産の可能性について追求しています。


これまで、授業を通しマコンブ養殖を行ってきましたが、種苗は北海道より購入するか、水族館の冷水温

水槽で偶発的に生えてきた幼体を種苗として養殖をおこなってきました。


それを、親コンブから人為的に遊走子(種のようなもの)を飛ばし、種苗をコントロールすることを目

ざそうと取り組みました。




↑マコンブの成熟した部分を見極め、切り取っているところ


成功すれば、加茂水産高校のマコンブ養殖は、世界に例のない、水族館を媒介に確立された技術と

なります。

今年も残り僅か 2

2011年01月01日 21時15分07秒 | Weblog
いよいよ今年も数時間で終わりです。


↑は、昨日の鳥海山の写真です。そして、

↓は、昨日の加茂坂から見た月山です。



昨日はいい天気でした。


今日は、中途半端な天気で、明日は新年早々雪。だそうです。

今年もいろいろありましたが、今年度はまだ続き、発表活動も3月末まで2本予定しています。


とりあえず、ゆっくり休んで、年が明けたら皆さんがんばって行きましょう。