水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

科学系部研究展への参加

2006年03月22日 14時47分16秒 | Weblog
 昨日(3月22日)山形霞城セントラル内、山形県産業科学館において、山形県高等学校科学系部研究展が開催された。もちろん私たちも参加した。
 発表内容は、「棘皮動物の観察」ということで、ナマコ・ヒトデ・ウニの生体を海水とともに積み込み、研究展へのぞんだ。
  
 結果 写真のとおり、大盛況だった! ちびっ子うけ抜群!
 
 しかし、ウニ・ヒトデ・ナマコは、万人に触られすぎて瀕死まではいかなかったが、ぐったりした様子だった。また、終了とともにこれらの生体は、山形東高校へ里子にだされた。きっとかわいがられ、幸せに暮らすことと思われる。
 
 山形市内のちびっ子たちへ、海へ行こう 海へ・・

マコンブ観察

2006年03月16日 11時29分06秒 | Weblog
 今は休み中なんですが、水族館にマコンブの観察に行ってきました。
 多少育っているようです。このままスクスクと大きくなればいいなぁ。
 
 あと新聞記者が来てマコンブについてインタビューを受けました。産まれて今までインタビューというのを体験したことがない私は緊張しました。
 質問に対してあまりというか・・全然いいことが言えなかったので反省。

By 山田さん

マコンブ観察開始

2006年03月07日 18時19分44秒 | Weblog
 最近、テスト期間中にて顧問の投稿が多くなってきている。
 それはいいとして、本校のマコンブ養殖の現在の取り組みについて紹介しよう。
 2月後半に無事収穫したマコンブだが、今はいつでも観察できるようにと水族館の一画を利用して、養殖システムのミニチュアを作成し、魚とともに水槽におさまっている。コンブ養殖の適温は10~12℃といわれており、庄内海岸では、春には枯れ始める。そこで、水族館のご協力をいただき設置させていただいた。そこの水槽は周年14℃以下という環境で、もしかしたら株別れなどの成長が見れるかもしれない。
 とりあえず、水槽のオブジェのようになっているが、多くの人にマコンブの、魚とは違う魅力を見ていただきたい。          バイ顧問

海底でおこっている静かな事件

2006年03月03日 17時49分16秒 | Weblog
 コンブ養殖のつづきになるが、その時潜って海底観察をしていると不思議な光景に出会った。
 サザエが死んでいるのである。それも一個や二個ではない。何十個と死んでいるのである。水温は8℃位。 ヤドカリやナマコ、ウニは元気に弱肉強食の世界をいろどり、餌をせっせと食べている。
 この事件を、偶然通りかかった漁師さん(T丸)に話してみると、この時期には珍しくないとのこと。原因は、雪が多くふり、雪解け水が多く海に流入したからでは?と語る。
 科学的な根拠はないが、サザエ大量死事件は密かに繰り返されているようだ。
 水温が低すぎたのが原因なのか?・・ならば絶滅していても不思議ではない。しかも、生存しているモノも多く確認している。
 
 何はともあれ、人間の海洋汚染が原因でないことを祈る。・・無責任?

 バイ 顧問